『コラム・てげてげ』の保存版です.
低下低下=てげてげ
『てげてげ』 の目次
「てげてげ」は薩摩弁.意味は「適当,大雑把,いい加減,アバウト.」
2011/02/17(木) 金王朝の “深い深い謎” -80-

「鬼道」をつかうから、卑弥呼は中国人!
こんにちは! 飯山一郎です。
さぁ皆さん、いよいよ、「卑弥呼の鬼道」の話をしたいと思います。

鬼道の何たるかも知らずに、知ったかぶりして古代史を語るな!
と、鬼道研究の大家・福永光司先生は弟子たちを叱ったそうです。
まぁ、その通りでしょう。
古代人の意識や社会心理を知らずして、古代史変動のダイナミズムは分からない。
古代人の心中を覗くには、古代人の信仰(古代宗教)を知ることが必要だ。
その通りでしょう。

しかし「鬼道」といっても色々様々。さらに時代とともに変遷する。
卑弥呼の時代の「鬼道」は、いわゆる「天師道」で、民を惑わす妖術と言われた。
「天師道」や「五斗米道」については、後で詳述するとして、今は「卑弥呼の鬼道」。

その前に、「鬼道」と「鬼神」の違いをキチンと見ておこう。

『倭人伝』は、
「名曰卑弥呼 事鬼道能惑衆」(名を卑弥呼と曰う。鬼道につかえ能く衆を惑わす。)
と「鬼道」という言葉をつかった。

『馬韓伝』は、
「信鬼神 国邑各立一人主祭天神 名之天君」
(鬼神を信じ、国邑で各一人を天神の祭の司祭に立て、これを天君と呼ぶ。)
と、「鬼神」という言葉をつかっている。

『高句麗伝』は、
「其の国 隧神(ずいしん)に仕え…」 と「隧神」という言葉をつかっている。

「鬼道」「鬼神」「隧神」。この違いは「道教」「霊媒」「精霊」の違いだ。

「鬼道」は中国の「天師道=道教」で、「鬼神」「隧神」は異民族の土俗宗教。
…と、当時の中国の史家・史官は考えていた。
どういうことか?

卑弥呼の「鬼道」は、「天師道=道教」だが、馬韓や高句麗の土俗宗教よりレベル
の高い宗教である、と当時の中国の史家・史官は考えていた。
だから、卑弥呼の鬼道は「能く衆を惑わす」と書いたわけ。

つまり…、
「鬼道」(=後に道教になる天師道)の巫女である卑弥呼は、中国人である!
と当時の中国の史家・史官は考えていた、ということだ。

当時の中国の史家・史官の判断は、「卑弥呼は中国人である!」
だから、
「名曰卑弥呼 事鬼道能惑衆」 と、「鬼道」という言葉をつかったのである。

卑弥呼の鬼道は道教で、道教は中国の宗教。だから卑弥呼は中国人だ
…このことを言うために、きょうは、下手で長い文章になってしまった。
旅から旅の生活で、少々疲れたみたい…。だから、きょうは、もう寝ます。
アスタ・マニャーナ! >アミーゴ。

2011/02/16(水) 金王朝の “深い深い謎” -79-

“謎解き”ではなく、“歴史の流れ”を読む!
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
私は前回、歴史の舞台に「卑弥呼」が登場した理由について話しました。
ザーッと復習すると…、
卑弥呼が歴史の舞台に登場した原因は、「倭国大乱」。
この「倭国大乱」を見事に鎮めた功績=奇蹟で、卑弥呼は正史に記載された。
この「卑弥呼と倭国大乱の関係」こそが、『魏志倭人伝』の“中核”、“本質”。
“関係性”、“中核”、“本質”を忘れた詮索・謎解き。これが既存の歴史学だった。

「倭国大乱」の原因は、鮮卑の族長・檀石槐が倭国に侵攻、千余家を拉致したこと。
こうした事件が関係しあって(=“関係性”)、“流れ”ができてくる…。
“関係性”と“流れ”を記述することにより“歴史”が生れる。←この認識がないまま、
従来の歴史家は、卑弥呼の所在地を、血眼(ちまなこ)になって探していました。
これは、他愛もない“謎解き”であって、“歴史”ではありません。
『魏志倭人伝』は正史、御撰の歴史書です。
“謎解き”をするのではなく、“歴史の流れ”と“関係性”を読まなくてはいけません。

さて、『魏志倭人伝』の有名な文言、
「倭國乱相攻伐歴年 乃共立一女子為王 名曰卑弥呼 事鬼道能惑衆」

和訳すると…、
「倭国乱れ相攻伐すること年を歴たり。乃ち一女子を共立して王となし、
名は卑弥呼と曰う。鬼道に事(つか)え能く衆を惑わす。」

ここに大きな問題があります。(今まで誰も問題にしなかった問題…。)
それは…、
1.「倭国大乱」を収める “適役” として、卑弥呼を倭国に送りこんだのは誰か?
2.長年続いた倭の騒乱が、果して卑弥呼一人の力で収まったのかどうか?
3.卑弥呼の「鬼道」とは何なのか? (これは、後日、明快に説明する。)

卑弥呼の「鬼道」は、「能く衆を惑わす」と正史が書くほどだ。凄い威力だったろう。
だからといって、長年の「倭国大乱」が「鬼道」の力だけで鎮撫されたと考えるのは、
オカルトか、カルトの世界だ。

卑弥呼が女王として即位するや、長年の騒乱状態が鎮まったということは…、
もちろん、卑弥呼の「鬼道」の凄まじい威力もあったことはあったであろうが…、
卑弥呼の背後に、公孫氏一門の大勢力と大兵力が控えていたからだ。

高句麗を遼東から追い出し、烏丸・鮮卑すら封じ込めた遼東の覇者・公孫氏だ。
卑弥呼が公孫氏の係累であり、倭国に卑弥呼を送ったのが公孫氏であればこそ、
倭は、卑弥呼の采配に従わざるをえなかった。

こうして卑弥呼は、鬼道のミラクルパワーと、公孫氏のポリティカルパワーをバックに
して、「倭国の大乱」を見事に収束したのである。

以上のように『魏志倭人伝』を読めば、『晋書』が「卑弥呼は公孫氏」と書いたことが、
素直に納得できるし、また、「卑弥呼は公孫氏」と解釈することによって、卑弥呼が、
「倭国の大乱」を見事に鎮撫した理由もスッキリと説明できるのだ。

「卑弥呼は公孫氏也!」
  ↑こう素直に読まない限り、 “歴史の流れ”と“関係性”は見えてこないのである。

2011/02/15(火) 金王朝の “深い深い謎” -78-

「倭国大乱」は、倭国が遼東にあった証拠!
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
さて、『魏志倭人伝』だけでなく、中国の史書には、「倭国大乱」とか「倭の騒乱」と
いう言句が数多く出てきます。これは「倭国大乱」が注目のマトっだったからです。
この「倭国大乱」を鎮めた人物として「卑弥呼」が注目されて登場するわけです。
「卑弥呼」は、10年以上も続いた「倭国の大乱」をピタリ! と鎮撫してしまう。
魏呉蜀が相撃つ大戦乱の三国時代に平和(=奇蹟)をもたらした卑弥呼!
この奇蹟の巫女の物語を中国の正史が記載したのは、当然であり必然でした。

「倭国の大乱」を瞬く間に鎮撫した功績=奇蹟で、卑弥呼は歴史上の人物となった。
それでは、この「倭国の大乱」は、何が原因で勃発したのか?
この「倭国の大乱」の原因については、山形史観だけが明快に説明している。

こういうことだ。
「光和元年。鮮卑の族長・檀石槐が東にある倭人国へ侵攻、千余家を拉致、自国
領内で漁労をさせ、糧食の助けにした」 という事件があった。(『後漢書』鮮卑傅)
古代の倭人集落から千余家もが拉致された大事件は、倭人国の国家的危機だ。
倭は国家統制に支障をきたし、その結果、防衛に失敗した責任問題と主導権争い
の内紛に発展してゆく…。

「檀石槐が東にある倭人国へ侵攻、千余家を拉致した!」
この事件は、せいぜい二千家前後の当時の小国家から、国民の半数が拉致され、
消えてしまったという大事件も大事件、国家存亡の危機をもたらしたのです。
これで倭人の小国家群が一斉にパニック状態になり、乱れ、騒乱・大乱を誘発した。
以上が、山形史観が謎解いた「倭国大乱」の原因である。

どうだろうか? 分かりやすいと思う。
鮮卑の族長・檀石槐による倭国襲撃事件は、史家にとっては超有名な事件だ。
この事件が「倭国の大乱」を誘発し、大乱を見事に鎮めた卑弥呼が奇蹟の女王と
して歴史の舞台にデビューする。…非常に分かりやすい流れではないか!

さらに、この檀石槐による倭国襲撃事件は、トンデモない史実を暗示している。

ズバリ!書こう。
檀石槐を族長とする鮮卑族の領土、これは河北・遼西にある。
この鮮卑族の版図の東に倭人の国はあった! ということ。
すると、倭人の国の所在は、遼東! ということになる。

その倭人の国が乱れ大乱状態になった。これを卑弥呼がピタリと鎮めた。すると…、
卑弥呼も、遼東、あるいは遼東から遠くない地域の人間! ということ。

以上、明らかになった史実を念押しすると…、
1.卑弥呼が関係する倭人の国は、日本列島ではなく遼東近辺にあった。
2.卑弥呼の邪馬台国も、日本列島ではなく遼東近辺にあった。

ようするに…、
「邪馬台国」も「卑弥呼」も、日本列島の古伝(=歴史)とは無関係!
ということだ。

マヨ妄想史観”は、邪馬台国の所在をマヨうことなく『卑沙=旅順』と断定している。

2011/02/15(火) 煉獄の日々を生きよ!
民主党は、冷酷無残にも、小沢一郎元代表の党員資格停止する。
「裁判が終了するまで」という“条件”は、世間を誤魔化し、欺(あざむ)く大ウソだ!

菅や岡田がマトモだったら、小沢の政治生命を殺すようなアコギはしない。
逆に、完全無実の同志・小沢一郎を官憲の不正・不当な攻撃から必死で守る。
それが同志というものだ。政党というものだ。

かつての自民党は、(明確に不正を働いた同志でも)同志をかばい、守った。
いまの民主党は、無実の同志を官憲に売る! というのだ。
民主党は、文字どうりの悪党! 犬畜生にも劣る悪党になった!

いや! 悪党どころか悪魔だ!
菅の十手持ちのような悪相。岡田のフランケン顔。どっちも小狡い悪魔顔だ。

しかし、公衆の面前で跋扈する小悪魔に拘(こだわ)っていてはダメだ。
天下の公党、しかも政権政党が、代表まで務めた元幹部を官憲に売る!
政権獲得に多大な、いや、絶大な功績を残した元代表の政治生命を奪う!
…このような悪魔的所業は、彼ら小悪魔どもの器量では到底不可能だ。

大悪魔の厳命だ! …と、賢明なる読者は、百も承知、千も合点だろう。
菅や岡田をアゴでコキ使う絶対権力は、何がなんでも小沢の首級が欲しいのだ。
この強欲に逆らおうものなら、菅や岡田など大蛇に睨まれた雨蛙(アマガエル)だ。

この先、「目と鼻の先」の大悪魔・閻魔大王は、小沢有罪! を厳命するはずだ。
小沢有罪!(=政治生命終了)の厳命にも、菅と岡田は「嬉々諾々」と従うだろう。
この事態を歓迎する社説を、朝日は、御用新聞の恥も外聞も忘れ、嬉々として書く。
これは、昔「大本営」、今「CIA」という御用新聞の宿命だから致し方ない。

こうして、当分、民族自立・国家独立を祈願する有志には、地獄の日々が続く。
虎は死して皮革を残し、小沢は死して怨霊を残す…。
この小沢の怨念、小沢の無念を晴らす日は、はたして、来るのか?
来ようが来まいが、小沢の無念と怨念を胸に抱いて、煉獄の日々を生きるしかない、
日本の厳冬。

2011/02/14(月) 今週も言う! 朝日を廃刊に追い込め!
このサイトには、皆様ご存知のように、大きな目的がある。
その一つが…、
日本のマスコミが絶対権力(CIA)の広報誌になっている事実の衆知と、打倒!
打倒! の目標は、先ずは朝日新聞。
「ウソつき朝日、脱税朝日、CIAの朝日を “祖国独立!民族派” が徹底的に叩く!」
この運動は、先月、飯山一郎が、雄々しく、華々(はなばな)しくスタートした。

類は友を呼ぶ!
まず、飯山の悪友(これは文字通り悪=ワル!)のきのこ組の姐御が参戦した。
つぎに、飯山の闘いぶりを、アマイ! 甘っちょろい! と喝破した過激派が来た。
この過激派は、過激も過激、歌劇を観劇するようなド派手な過激さで、感激する。
その激しさには、朝日新聞どころかCIAまでが緊張!
米国海軍までもが監視体制に入った。

おっと、名前を言うのを忘れた。
その過激派のボスは、「がけっぷち」という越南人(ベトナム人)みたいな日本人。
中国・広州での「がけっぷち」はベトナムの元王族で女タラシの遊び人で有名だ。
だから私は彼を「女=アマ・タラシヒコ」と渾名(あだな)したくらいだ。

いまや、「アマタラシヒコ」こと「がけっぷち」は、飯山のお株を奪い…、
「ウソつき朝日、脱税朝日、CIAの朝日を徹底的に叩く闘争本部」の本部長的存在。
最近は、得意の世論調査の手法を駆使し、
「大手マスコミ支持率、なんと1.82%である!」
と驚きの現実! を示した。
彼の調査方法は、朝日が得意とするデッチアゲ世論調査とは全く違う!
これは「がけっぷち」のサイトを見れば分かる。
ともかく、彼の過激な闘いぶりには、刮目(かつもく)せざるをえない。

「アマタラシヒコ」こと「がけっぷち」は、私の舎弟である。
どうか皆様…、
「がけっぷち」に対しましても…、
私に対すると同様のご支援を賜りますよう、伏してお願いを申し上げます m(__)m

【参考】 昔、隋王朝は日本国王を「アメタラシヒコ」と呼んだ。
2011/02/14(月) 金王朝の “深い深い謎” -77-

「なるほど! そういうことだったのか!」
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
「卑弥呼は公孫氏だった!」 この話、まだ大反響が続いています。
この話を私が最初に世に発表したのは、20年も前でした。
当時、私は『月刊パソコン通信』という雑誌にコラムを書いていました。
山形先生と相談しながら、「卑弥呼は”公孫氏”の係累である」と書いたのですが…、
反響は今の100分の1といった感じでした。
この原因は、ズバリ! インターネットです。
つまり、雑誌メディアとインターネットの差です。
インターネット普及のお陰で、ケタ違いに大勢の方々が私の記事を読んでくださる…、
これです。ありがたいことです。ありがとうございます。 m(__)m

そこで本日は、飯山一郎、心からの感謝の意を込めて…、
読者の皆さまが…、
なるほど! そういうことだったのか!
と思わずウナってしまうような話をさせていただきます。

先ず…、
「邪馬台国」や「卑弥呼」が、なぜ歴史の舞台に登場したのか? という問題です。
このことを一顧だにせず、幾多の優秀な頭脳が 『魏志倭人伝』の一字一句の解釈
に終始してきた。これが日本の歴史学でした。
だから、「卑弥呼」が歴史上の人物となった原因も、「卑弥呼登場」の歴史的意味も
何も解明されませんでした。
「邪馬台国」の所在も不明のまま。卑弥呼の墓のだいたいの場所も、全く分からぬ
まま…。 こういう状態が、江戸時代から今まで続いているのです。

いま、我々は、何事も、今までとは全く違う新次元の発想で取り組むべきでしょう。
政治も、経済も、歴史も、今までの考え方・やり方を改めないと、閉塞状況は、さらに
悪化していくでしょう。

ここは歴史のコーナーなので、今までとは全く違う新次元の発想で、歴史を考えます。
つまり、「卑弥呼の問題」を今までにない切り方をしていきます。

さて、問題です。
卑弥呼は、なぜ 歴史の舞台に登場してきたのでしょう?
いかなる理由があって、卑弥呼は、中国の正史に記載されたのでしょう?
何故に卑弥呼は、歴史上の人物になったのでしょう?
…上の問題にたいする明確な答が出れば、「なるほど!」 となるわけです。

もったいぶらずに答を言います! 今まで誰もハッキリ言わなかったことです。

それは、「倭国の大乱」。これを、卑弥呼が見事に鎮定したからです!
「倭国の大乱」。
これで卑弥呼の出番がきた。倭の騒乱がなければ、卑弥呼の出番もなし。

当時の中国は、魏・呉・蜀が激しく衝突し、大戦乱が打ち続く三国時代。
この大戦乱の戦国時代にあって、卑弥呼は、「倭国の大乱」と言われた大騒乱を、
ピタリ! と鎮圧、いや鎮撫してしまったのです。
小国乱立して抗争に明け暮れていた「倭国の大乱」は、10年以上も続いていました。
この「倭の大騒乱」を、卑弥呼は、ものの見事に鎮撫してしまった。つまり、卑弥呼は
戦乱の世にあって誰もが希求する平和を、またたくまに実現した。まさに“神技”です。

この卑弥呼の“神技(かみわざ)”は…、
戦国時代がひっくりかえるような重大ニュース! 特大スクープ! 一大トピックでした。

以上が、卑弥呼の物語を中国の正史が採用し記載した大きな理由です。

では、何故に「倭国の大乱」は勃発したのか?

そして、卑弥呼は、どのような方法で大乱を鎮撫したのか?

つまり、「大乱の発生原因」と「大乱鎮定の技術」。
この大問題の解決は次回で…。

2011/02/13(日) 金王朝の “深い深い謎” -76-

天才マヨ氏の妄想歴史学!
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
昨日、故山形明郷先生のファン(複数)から電話がありました。
「マヨさんという歴史好きの人が山形先生のことを書いています。読んで下さい!」
早速、マヨさんという方のブログに飛んで、あちこち読んでみた。
私の感想は、素晴らしい! 憶測話が多いが、面白い! 天才だ。
とにかくマヨさんの頭脳は柔軟で、山形史観をほぼ完璧に受容している。秀才だ。

さて、その天才・マヨ氏が言うには…、
「卑弥呼は公孫氏」の部分の漢文の読み方について、山形師に手紙を書き質問を
したところ、山形師は「どちらでもいい」と述べた、と。

「宣帝の平ぐ」論争がネット上で騒がれた頃、私は山形師の家で、何通もの質問状
を見た記憶がある。そのなかにはマヨさんから手紙もあったのだろう。世間は狭い。

そのマヨ氏、山形師の「どちらでもいい」発言を誤解、トンデモ解釈をするのだが…、
先ず、山形師の「どちらでもいい」発言の真意を明らかにしておく。
山形師の真意は、次のようだ。

「宣帝の平らげた公孫氏なり」と読むのか? 「宣帝の平らげるや」と読むのか?
どちらでもいい!
後者の読みでも、「宣帝が公孫氏を平定した」という政治軍事上の最新情報を、いち
早く知り、速やかに遣使を朝見させたことは、卑弥呼が遼東から遠くない地域にいた
ということになる。
どちらの読み方でも、邪馬台を日本列島内に持ち込むことは百パーセント不可能だ。
だから、どちらでもいい!

上の話は、実際に山形師が語ったことで、『古代史犯罪』の134頁にも載っている。

次に、マヨ氏のトンデモ解釈について。
マヨ氏は山形師の「どちらでもいい」発言を受け、以下のように空想する。

優秀な中国の史官がどちらとも取れる書き方をするのは、やはり何らかの意図が
あったと思うのである。つまり官僚独特の「逃げ」であった可能性が高い。
上のマヨ氏の文章は、空想としては面白いが、誤解、というか現代日本人の発想だ。
先日も書いたが、中国古代の歴史は、現代日本人の発想ではなく…、
中国の史書は中国人の感覚で読もう!

中国の史官は、(日本の史官と違い)どちらとも取れる書き方は、絶対にしない。
歴史大国である中国では、文字(漢字)による表現には厳しいチェックが入るからだ。

特に『晋書』は、厳格な太宗皇帝の監視下で書かれ、曖昧表現や、“逃げ”の表現
などは、ご法度! 中国の正史の記述は、マヨ氏が思うほどルーズではない。
不確実・曖昧な記述をする際は、『魏志倭人伝』を所収する『東夷伝』にもあるように
伝聞であり曖昧である旨の記載をする。
そうしないと曖昧部分を厳しく指摘されてしまうのだ。
実際に『晋書』は、『史通』や『旧唐書』に「奇怪な話が多い」と非難! されている。

「卑弥呼は公孫氏!」の記述は、現在までのところ、中国史書中では、批判・非難の
対象にはなってない。ご安心の程!>山形師のファンの皆さん。

続けてマヨ氏は…、
「正史にケチをつけることは許されない」と書いているが、これも誤解。
唐の太宗皇帝が直々に監修した『晋書』でさえ、『史通』や『旧唐書』に厳しく非難!
されている。
古代から中国には野放図ともいえる“言論の自由”があり、正史も厳しく批判される。
中国人は、何千年もの間、互いに厳しく切磋琢磨(=潰し合い)しあっている。
日常の社会関係が、遠慮会釈ないケチのつけあい! これが中国だと思っていい。

それから、マヨ氏が書いた以下の文章は、マヨ氏らしからぬ発言だ。

いずれにしても、私は卑弥呼が天皇家の歴史に関わるとは思っていないので、
彼女の出自が公孫氏だろうが、なかろうが大して意味はないのである。
満州近隣の地で跋扈した卑弥呼の軌跡は、じつは、天皇家の歴史に関わること、
絶大! なのである。だから大いなる意味がある。(このことは後日、明確にする。)
この歴史的命運を透かすことこそ史家の使命であり、こうした透徹史観を求心力と
して働かせる遠心力が透けなければ、もはや知に信を寄せる現実など続くはずは
あるまい。さあ、史家の使命であるぞ、皆の者、頑張ろうではないか!

以上、マヨ氏の誤解を2~3箇所指摘したが、これ以外の「マヨ氏の歴史発見!」は
空想力抜群! 最高に面白い! 読ませる! 読者をして大いにウナらせる!
とくに「お種理論」は秀逸! かつ愉快で痛快だ。思わず私も、ウナってしまった。

マヨ氏ほど、面白可笑しく歴史を語る論者は、ネット広しといえ、稀有だ!
さらに、マヨ氏は山形史観を完璧に理解している。これも稀有だ。逸材である。

マヨ氏のような卓越した妄想史家にとって、山形史観は “鬼に金棒” である。

21世紀のアジアは、“鬼=鬼道家”になった“シャーマン史家=妄想家”が変える!

マヨ氏の歴史小説 『小説 邪馬台国は永久に・・・』 は、邪馬台国の所在を卑沙(旅順)と断定!
史実を踏襲しつつも、荒唐無稽なロマンに読者を誘う…。誠、愉快・痛快の極みである!
2011/02/11(金) 菅直人が、カイロ、逃げた! ←いみふめ
菅直人がカイロ…、もとい!

ムバラクが、家族とともに、カイロの空軍基地に向かっている! と。 (22:09)

こうなったら、我々も、菅直人を、首都から、追いだそう!!

カンは、首都から、海路、ソウルへ向かうカモミール!

2011/02/12(土) 週末はカモミール! ←いみふめ。
私の欠点は、時間の使い方が下手なことだ。
PCで2時間も将棋指したり、トイレで3時間も読書したり、風呂に2時間も入ったり…。
だから忙しくなる。多忙になって時間に追われる…。
以上が私の欠点のすべてだ。私は欠点が超少ないオトコなのだ。

アッ! もう一個だけ欠点があった。
この際カミングアウトするが、じつは、「女装趣味」だ。

あっ! 「女装趣味」は、趣味であって欠点ではない鴨。
ただ、あたしの「女装」は、時間をかけすぎるという欠点がある。
時間をかけて化粧したりするので、けっこうEオンナになってるカモミール。

そうだ! あたしの 「ヒ・ミ・ツ」 を、バラしやがった悪いヲンナがいる。
あの、がけっぷちのオヤジと妙に仲がE きのこ組の姐御だ。
なにも、あたしの女装したなかでも最悪の写真を出すことはないだろうに!
あーたの得意なヘンな写真加工したんじゃないのぉ?>きのこ

あたし、つぎは、もっともっとEーヲンナになるから、まっててネ!>同士

そんときは、「いち子デラックス」って呼んでネ!>同士

【同士】 「同好の士」の略。
2011/02/12(土) 金王朝の “深い深い謎” -75-

既存の歴史認識が、全崩壊!
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
いま私は東奔西走、あちこち移動中なので、じっくり文章を書く余裕がない。
まぁ今までも、『てげてげ』の文章は、移動しながら書いている。
だから、手元には参考書も、参照する文献もない。
これで、たんなる紀行文や日誌の類ではない歴史や政治の解説を書くことができる
のは、パソコンというか高容量ハードディスクのお陰だ。
私のハードディスク(HDD)のファイル数は、300百万ちかい。
普通のPCユーザーのファイル数は、20~30万。だから私のPCは図書館なみだ。

さて、この連載、寄り道が続いているようだが、実際は本論に近い。
というのは、邪馬台国と卑弥呼の物語が古代日本の歴史だと思い込んでいるのは、
日本人だけ。
中国や北朝鮮では、「卑弥呼=公孫氏」という記述は、学会の“常識”であろう。
なぜなら、卑弥呼の“反乱を鎮める鬼道”は、古代史の一大トピックであったからだ。
その大ニュースの記述が『晋書』にある。これは、必ず読まれ、“常識”になっている。
おそらく中国の歴史調査プロジェクト『東北工程』(ここには5000人以上の歴史学と
考古学の学者が所属している)も、北朝鮮政府に直属する歴史研究チームも、韓国
の「高句麗研究財団」も、邪馬台国と卑弥呼の問題は研究が相当進んでいる。

歴史は、国家・国民のアイデンティティの問題であり、ときに国際政治の問題となる。
中国の歴史研究国家プロジェクト 『東北行程』のターゲットは “満州” であり、今後、
“満州” を舞台に、日・中・朝・韓・露が激しく対立する場面があるだろう。
実際、『東北工程』の渤海国と高句麗国の研究結果を、韓国政府は猛烈に非難。
すでに “満州の歴史” そのものが、政治問題化しているのだ。

日本は、歴史を日本列島の中だけで考える “一国歴史主義” なので、アジアの歴史
が見えない、分からない、という歴史学・考古学の後進国。
邪馬台国の問題ひとつをとっても、『魏志倭人伝』の一字一句の解釈論争。 畿内だ、
いや北九州だと、300年間も無益な論争を続けている。
『魏志倭人伝』も、また『日本書紀』も、異邦人が書いた歴史雑記なのに、古代日本
の歴史事実だ! と夢中で思い込んだまま。覚醒しない。

これでは、日・中・朝・韓の厳しい歴史論争発生の際、日本はグーの音もでない。

「卑弥呼は公孫氏!」、「邪馬(やま)台国ではなく、祁馬(きま)台国!」。 この二つ
だけで、300年もかけた日本人の古代史研究は、全面崩壊してしまう。
だから一時、山形史観は猛反発(猛反対)され、電話や手紙が殺到、山形師は閉口
していた。
「先生は、憶測なしで、文献証拠付きで明確に書いているのに、五月蝿いですね!」
と私が慰めると、嗚呼!と言いつつも、大口を開いて呵々大笑されるのであった。

じつのところ…、
「卑弥呼は公孫氏」に関する山形師の解釈を熟読すれば、何の疑問もないどころか、
今まで見えなかった、誰も気づかなかった、驚愕の史実がいくつも浮上してくる。

1. 「倭の大乱」の原因。
2. 10年も続いた「倭の大乱」を卑弥呼が早々に鎮めた理由。
3. 「倭の大乱」を鎮圧するする人材として、なぜ卑弥呼が選ばれたか?
4. 卑弥呼が、大慌てで魏国に朝貢せざるを得なかった理由。
5. 朝貢してきた卑弥呼の使いに魏王が金印を送り、「哀れん」だ理由。

まだまだ“驚愕の史実”はあるのだが…、
以上の五つだけでも、明確に説明しきった歴史学者は、いまだ山形師だけ。
ほかの学者たちは、説明どころか、疑問すら提示していない。
「倭の大乱」は、遼東半島近辺の史実なのだが、やがて日本にも関係してくる…。

ともかく「倭の大乱」の原因。 なぜ 「倭の大乱」が発生したのか?

「倭の大乱」の原因が明確になると、既存の歴史認識は全崩壊! する…。

2011/02/11(金) 金王朝の “深い深い謎” -74-

中国の史書は中国人の感覚で読もう!
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
今月は、中国人と会う機会が多く、昨日も北京から来た方々と商談をしてました。
ビックリしたのは、余談のとき、
「飯山さんのHP、読んでますよ。“卑弥呼は公孫氏”の話は面白いですね。」
と言われたことです。
彼らも、“卑弥呼=中国人”だと知って驚いていましたが。
で、一時、卑弥呼の話で盛り上がって、貴重な意見もでました。
それは…、
1.文脈からは、“卑弥呼は公孫氏”と明確に読める。
2.“卑弥呼は公孫氏”と書いた記述者の意図も明確だ。
3.なぜなら、晋書は大勢の歴史学者の合議によって書かれたので、曖昧な記述
  は混乱の原因。また…、
4.卑弥呼に関して知識の浅い他の学者や官僚に、“卑弥呼は公孫氏だ”と明確に
  伝えるのは、歴史記述者として当然の責務。
5.“宣帝之公孫氏を平らぐや”と読むべきなら、“之”は使わない。
  “宣帝平公孫氏也”と明確に書く。
6.中国人は日本人のように曖昧な表現はしない。まして正史の記述中に曖昧さが
  あると、記述者は即排斥だ。死罪になることもある。だから、中国の歴史書は、
  日本人の感覚ではなく、古代中国人の感覚で読まなきゃダメあるよ、飯山さん。

…というわけで、『魏志倭人伝』も『晋書』も、古代中国人が書いたものなので、現代
の日本人のセンスで読むと間違う! ということを教えられました。
歴史大国、漢字の本場である中国のヒトが言うことは、さすがだ! と思った次第。

もうひとつ。
それはそれは重要な情報を聞くことができた。
『冊府元亀』(以下、SG)という中国の類書(書籍に関する百科辞書)の話だ。
SGについては、私も山形先生の直弟子なので講義を受けていたし、山形師も著書
中でSGについて論及している。
そのSG、『冊府元亀(さっぷげんき)』の権威は、日本でいえば岩波の『広辞苑』か、
それ以上だと言うのだ。

じつは…、
11世紀初頭、『冊府元亀』は、次のような記述で、古文書中の文字を訂正する。
「多くの史書中の邪馬台国の“邪”は、“祁”(正確には“示阝”)に訂正する。」
つまり…、
もともとは、「邪(や)馬台国」ではなく、「祁(き)馬台国」だ! というのだ。
言い換えれば…、
『魏志倭人伝』も当初の原本には、「祁(き)馬台国」と書いてあった! というのだ。

「『冊府元亀』は正しい! これが中国の公式見解です。『祁(き)馬台国』でしょう!」
と、東京で会った中国人(北京では相当の大物)も自信満々だ。
「飯山さん、『広辞苑』に、間違いはないです! そうでしょ?」

さぁ大変だ。

「邪馬台(臺)国はなかった!」 そして、「邪馬壱(壹)国もなかった!」

あったのは、祁(き)馬台国!

…というのですから。

2011/02/10(木) 金王朝の “深い深い謎” -73-

日本文化の総体的な豊かさは世界一!
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
中国の正史・『晋書』に、「卑弥呼は公孫氏である!」と書いてある。
このことを知った読者の皆さんの驚き、その反響の大きさには、私もビックリです。

これは、日本人が日本人としてのアイデンティティを確立してない証拠です。
日本国は、こういう歴史をもった、こういう国で、こういう目標に向かっているんだ!
という、国家の建国史、国家の存在意義(レゾンデタ)、国家の目標。これらがない。
これでは、世界一勤勉で有能で誠実な日本人の特性が、国家に集約されない。
これは下手すると、国家の分裂、あるいは国家が衰退する軌道に入ってしまう。

どうしたらいいか?
正解は、皆で考えること!
日本の歴史を、日本の存在理由を、存在価値を、存在意義を、そして日本の目標を
皆で考え、皆で議論し…、
熟慮し、議論して得た知識と知恵を共有していくこと!
知識には、国語、国宝、国法(憲法)や、改竄されてない正しい歴史が含まれます。
知恵には、自然に湧きでる愛国心や、国歌や国旗が含まれます。

聖徳太子は実在しなかった! これは史実ですが、聖徳太子の精神は実在します!
“和”の大切さを説いた聖徳太子の精神は、千数百年の時を経て、日本人の心の中
に定着し、日本人の心の中に実在しています。これが民族の知的共有財産です。
民族の知的共有財産とは、民族文化のことです。
日本民族は、世界一豊かな民族文化をもっています。
世界中から世界中の文化が、日本列島に流れこんできては、変化変容し、磨かれ、
はぐくまれ、生まれ変わり、純化されて、日本文化のなかに定着しました。
これが、日本文化の総体的な豊かさが世界一だ! という所以(ゆえん)です。

さて、「卑弥呼は公孫氏である!」という問題。
これは、卑弥呼が日本とは関係の無い存在、という意味ではありません。
先日も書きましたが、卑弥呼の使者は、必ず『馬韓』に寄ってから帯方郡に行く…、
この『馬韓』は、『殷』の末裔が国王になったこともある大変な国際国家だった。
そして、『馬韓』は、常に “馬韓・弁韓・辰韓の王”、つまり “辰王” だった。
で、卑弥呼は、この『馬韓』において 「鬼道」 を学び修得した可能性が高い。
もちろん、卑弥呼の係累である公孫氏の強力な軍事力も背後にあったワケだが…、
「倭の大乱」をピタッとおさめた卑弥呼の「鬼道」! これは、いったい何なのか?
結論を先に言っておこう。 それは…、

ツラン・ツングース=シャーマン・ツングースの霊媒(シャーマニズム)だ。

2011/02/09(水) いい法律ができた!
おもえば…、
バレタデーが近づくたびに、私は、アタマが痛くなったものだ。

続々と届くチョコレートの山。これを収容する冷凍倉庫。バイトは皆冷え性になって…。
受付係も、次々に来られる女性客の住所・氏名を正確に書いていただく作業に疲れ、
ヘトヘト。
もし間違うと、ホワイトデーの日にお返しの義理菓子が届かないし。

去年などは…、
タテ1.4m×ヨコ1.4m×タカサ1.4m という巨大な手作りチョコが届いた。
これは中身が手作りのカステラ、表面にチョコが塗ってあり、好き! と書いてあった。
しかし、なんとも大き杉、その後の処分には閉口した、つーか大口を開けて食った。
このように…、
私にとって、バレタデーは、嬉しい悲鳴というより、断末魔の絶叫。チト大袈裟かな?

今年も…、
史上最恐怖! というチョコで、「また逢ってネ!」 と大書されたチョコが届くらしい。
それは、こんなふーに恐ろしいチョコの化物なのだ。
これは、このチョコをネットで紹介した女性と神戸でデート、別れ際に百万円を現金で
ポーンちうかドカーンとプレゼントしたお礼だと思う。
この女性、私のことが余程好きになったと見え、今、私の似顔絵を製作中だという。
楽しみである。

とまれ、今年は、いい法律ができた!
ことしのバレタデーは、のんびりと、自分で買ったチョコレートを食べようとおもう…。

2011/02/09(水) 金王朝の “深い深い謎” -72-

「卑弥呼は公孫氏!」
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。
きょうは、約束どおり、「卑弥呼は公孫氏!」について講釈します。
【講釈/こうしゃく】 文章の意味や物事の由来などを分かりやすく説明して聞かせること。
さて…、
卑弥呼は公孫氏である! …と書いたのは、中国の公的な歴史書(正史)『晉書』。
『晉書』の「卷九十七列傳第六十七 四夷倭人」
にチャンと書いてある。これは、上のリンク(下線)をクリックすればチャンと読める。
こんなふうに書いてある。
人多壽百年或八九十 國多婦女不淫不妬无爭訟
犯輕罪者没其妻孥重者族滅其家 舊以男子爲主
漢末倭人亂攻伐不定 乃立女子爲王名曰彌呼
宣帝之平公孫氏也其女王遣使至帶方朝見

(之=ツー 平=ピン 也=イエ)
其後貢聘不絶 及文帝作相又數至
泰始初遣使重譯入貢
(之=ツー 平=ピン 也=イエ)とあるのは…、
昔、私が中国語の発音を勉強していた頃の名残(なごり)だ。
赤字の部分を翻訳すると…、
「漢の末、倭人亂れ攻伐して定まらず。乃ち女子を立てて王と爲す。
名を彌呼と曰う。宣帝の平ぐる公孫氏也。其の女王、使を遣し帶方に至り朝見す。」
となる。
この翻訳に、昔、次のような文句を言ってきたヒトがいた。
「宣帝之平公孫氏也。これは、宣帝の公孫氏を平らぐや、と読むべきだ!」
しかし、これはイチャモンだと思う (と、私は山形先生に言った)。
なぜなら…、
倭人と倭国を説明する文章のなかで、卑弥呼(彌呼)の名がが出てきた。
その卑弥呼がどういう人間かというと、女子で、宣帝が平らげた公孫氏である、と。
こういう解釈のほうが、文脈の流れから言っても自然な読み方なのだ。
さらに、飯山の友人の中国人(上海・広州で60人位に訊いた)は、99%が飯山説。
ともかく、卑弥呼は公孫氏なのだ!
ま、どう読んでも、卑弥呼が宣帝や公孫氏の近隣地域にいたことが読み取れる。
『魏志倭人伝』を読んでも、卑弥呼の使いが、いとも簡単に、何度も帯方郡や魏国を
訪問している。魏国の使者も、気楽・気軽に邪馬台国を訪問している。…と読める。

唐の時代になっても、日本から海を渡るのに唐の船を利用し、それでも空海のように
船が難破して南の福建省のほうまで流され、やっと助かっているのに…、
卑弥呼だけが、日本海・支那海・玄界灘の波濤を越え、陸に上がれば山賊や匪賊の
襲撃を避け、まして3世紀、魏呉蜀の大戦乱の戦地を通過し、安全往復が出来た!
そう思い込んで『魏志倭人伝』を呑気に読んでいた。これが日本の歴史学者だった。

ようするに、邪馬台国も卑弥呼も、日本列島の伝聞ではなく、海の向こうの話だった!
というワケ。
この続きは、まだ明日やります。
ありがとうございました! m(__)m

2011/02/09(水) 「ヒトはヒトを滅ぼす」(=大村は仙石になる)
おもえば…、
政権獲得までの小沢一郎は、ポカもミスもなかった。
政権獲得後、小沢一郎は、大ポカをした。致命的なミスだった。
それは、鳩山由紀夫を総理にして人事権を放棄したことだ。
鳩山は、CIA4人組(菅・仙石・前原・枝野)=(死-4)を内閣で重用した。
【重用/ちょうよう】 人を信用して、大事な地位に引きあげて使うこと。
4人組は、「ひさしを借りて母屋(おもや)を乗っ取った!」
4人組は、鳩山政権の簒奪に見事に成功したのである。
以上が鳩山政権が、実質、4人組の政権になった経緯である。
【簒奪/さんだつ】 帝王の位を臣下が奪いとること。
政権簒奪後…、
4人組政権は、先ず、小沢下ろし、小沢叩き、小沢殺しに全力をあげた。
この小沢殺しは、総理官邸から目と鼻の先にある大使館内で下命された。
連日、4人組は目と鼻の先まで呼びつけられ、小沢殺し作戦を詳細に指示された。
検察、マスコミ、闇の人脈、官房機密費…、全てを総動員し、小沢を殺せ!
…と4人組は、連日連夜、目と鼻の先に呼びつけられ、怒鳴りまくられた。
しかし、小沢のネバリが凄まじく、時間ばかりが過ぎていった。
シビレを切らした目と鼻の先は、ついに6月1日、鳩山に“死の脅し”をかけた。
6月2日、小鳩政権は崩壊した。
これは、小沢一郎の“完全敗北!” を意味する。
ヤツは敵だ、敵は殺せ!」 ←この作戦は2年以上も前から開始されていた。
この「小沢殺し作戦本部」に、小沢一郎は負けた…。
政治界の闇(目と鼻の先)は、かくも冷酷無残、非情なのだ。

いま…、
河村たかし名古屋市長は、大村秀章を愛知県知事選にかつぎ上げた。
問題は…、
CIA系電波芸者の大村秀章が…、
鳩山由紀夫なのか? 仙谷由人なのか? 菅直人なのか?
…ということだ。

あの悪辣狸(あくらつ だぬき)顔の悪人相からすると…、
大村は仙谷になって河村殺しに全力をあげる!

飯山一郎は、こう↑予測するのだが、読者諸兄はどうお考えか?

2011/02/09(水) ♪ アー ドスコイ ドスコイ ♪
国家も、組織も、個人も…、
いつ、強者(狂者)の餌食にされ、犠牲の羊にされるか、予断は不可能だ。
よって、いつ弾圧に遭遇しようとも、防御、反撃、忍従、遁走の術を装備すべきだ。

さて…、
角界とは、異形の移動集団だ。俗語で言えば、「デブの旅芸人」。
彼らは、身内同士で格付けを争い、旅先でも地場の筋者と興行収益の収奪戦を行う。
格付け争いも、地場ヤクザとの争いも、所詮は、潰し合い、時に殺し合いの喧嘩だ。
この不断の闘争のなか、喧嘩術、談合策、勝負勘が嫌でも向上する。
ようするに、百戦錬磨の喧嘩上手なのだ。

今回、突然のリンチに遭遇した角界は、鮮やかな遁走の術を使った。
春場所開催中止! という、目の覚めるような驚愕の不戦の逃走術だ。
勝負!の娑婆で生きてきた角界が、勝負しないのだ。
闘わず、文句も言わず、不平不満を微塵も出さず、サッと身を引く。
なんという鮮やかな身の処し方なのか! (朝青龍も鮮やかに引いた!)

それに比べて…、
恋恋と総理の椅子に未練がうんぬんかんぬんなど、言うだけ野暮。
ここは、相撲甚句でも唸っていたほーがいー。

    ♪ アー相撲負けても下駄さえ履けば
      勝った勝ったと音がする
      アー カッタ カッタ
      アー ドスコイ ドスコイ

2011/02/08(火) よってたかってリンチ!
日本は今や、警察国家だ! 恐怖政治の弾圧国家だ! と、ズバリ指摘してきた。
もっと言えば…、
日本は陰湿なイジメ社会だ!

小沢一郎へのイジメは、よってたかってリンチ! 何とも陰湿だ。
これが2年も続いている。
もし、私が小沢一郎みたいなイジメ方をされたら…、
巧妙に首相官邸に忍び込んで、サルモネラ菌とポツリヌス菌を大量散布する!
これで、4~5000人が激しい中毒症候で狂い、首都はパニックになるだろう…。
それにしても、小沢一郎の忍耐力は “神の域” に達している。本当に偉い!

いま、角界もマスコミ総出でイジメられている。
イジメというより、ほとんど虐待だ。叩き抜かれている。
これもリンチ! だ。
毎日毎日、なんとも陰湿なイジメられ方だが…、
これほど叩かれるようなことは、何もしていない。
実害は皆無だし、角界の八百長なんて可愛いものだ。

ふんどし芸者のハダカ踊りにしては下品さがないし…、
大相撲ほど面白い見世物はない。
世界に誇るショービジネスといってもいい。
ようするに見世物なんだから、八百長はあったほうが面白い。
これが分からない、クソ真面目な堅物ばかりになってしまった日本。

そのくせ、巨悪は叩かない。
あ、マスコミが、すでに巨悪なんだから…、
巨悪を叩くメディアがないのだ!

日本…、
白昼、衆目の面前で陰惨なリンチ!
誰も止めない。
なんとも恐ろしい国になってしまった。
リンチ大国、日本!

2011/02/08(火) 情報:知的好奇心が強い野次馬さんへ
ココには掲示板(BBS)が二つある。
雑談室」と「ゲストブック」だ。
掲示板は、時々、熱い論争が発生する。すると、ギャラリー(野次馬)も増える。
ちょうどいま、二つの掲示板にユダヤの手羽先みたいな「日ユ同祖論者」が来ている。
鹿之助さんというヒトで、なかなか面白い「日ユ同祖論者」である。性格は悪くない。
私は、この鹿之助氏などの「日ユ同祖論」を解説する文章をBBS上に書いた。
以下の文章である。
多少は参考になるかと思い、ココに上げた。ご笑読のほど。
『真の愛国者は、「日ユ同祖論」を認めない!』

「日ユ同祖論」というのは、ユダヤ系結社による「日本歴史乗っ取り作戦」です。
鹿之助氏推奨の『日本固有文明の鍵はユダヤで解ける』も、「作戦」です。

「日ユ同祖論」というのは、日本とユダヤの先祖が同じ! などという仲良し理論
ではなく、天皇家がユダヤの末裔だとする「天皇家乗っ取り作戦」です。

以前、サムライ氏は、鹿之助氏が「借り猫」の頃から、鹿之助氏の素性に興味が
あると言われてましたが、最近みるみるボロを出し、「本性」をあらわしてきました。
少し挑発しただけであーなるのですから、底は浅いのでしょうが、手羽先でしょう。

鹿之助氏は…、
>(天皇家がユダヤの末裔である証拠が)今も皇室に保管されていると思われる。
とか、
>皇室の意志次第でいつでも公開できると思われる。
とか、
>エフライム族末裔の扶余族は鹿をトーテムとしたのではないかと思われる。
などと、「思われる」 「思われる」の憶測論で、天皇家とユダヤを連結・直結します。
また…、
「天皇=ユダヤの証拠」として、紋章がソックリだの、発音が似ているのと、証拠
にもならない形式論を根拠にして迫ってきます。

昔…、
内科医の西岡昌紀氏が、『ナチ「ガス室」はなかった』という記事を文芸春秋社の雑誌
「マルコポーロ」に書いたところ、激烈な圧力がサイモン・ウィーゼンタール・センター
(SWC)などの在日ユダヤ結社からかかり、文芸春秋社は已む無く「マルコポーロ」
を廃刊にしました。
あの頃は、インターネットはなくパソコン通信の時代でしたが、私も、「チクロンで大量
虐殺はできない!」などと西岡昌紀氏を援護する文章をアップしてたら、“恫喝”する
“脅し屋”がきました。気合で撃退しましたが…(苦笑)

ま、日本を愛する真の愛国者なら鹿之助氏のような「天皇=ユダヤ」論を認知しない!
のは当然です。

鹿之助氏。さらに別の本性を出してくるでしょうから、みていてください。
SWCみたいな「結社」が出てくれば、それはそれで面白いのだが…。
以上。飯山夜狸。

2011/02/08(火) 金王朝の “深い深い謎” -71-

大反響! 「卑弥呼は公孫氏!」
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。きょうもよろしくおねがいします。
昨日は、『馬韓』の話をして、金正日と胡錦濤の名前をだした。 そして…、
金正日や胡錦濤が満州の歴史に大変な関心を寄せている“理由”を書こうとして…、
なぜか、思わず、邪馬台国の卑弥呼の名を出してしまった。
そして…、
「卑弥呼が日本列島の人間ではなく、中国の公孫氏の係累=親戚だ」
ということが『晋書』(巻九十七・四夷傅)という中国の正史に載っている! と書いた。
これが、大反響!
…というか、私の大切な友人たちが、
「卑弥呼が公孫氏に属する中国人であると、晋書=正史に書いてある?!
こんな大切なことを、なぜ今まで言わなかったんだ?!
明日から、卑弥呼についての『晋書』の記述を、すべてブログに書け!
いいか、飯山! 卑弥呼が公孫氏の親戚! と中国の正史に書いてあるなら…、
邪馬台国のことも、卑弥呼の物語も、日本の歴史とは関係ない!
このことを明日から書け!
書いて、書いて、書きまくれ!!」
と、皆さん、エライ剣幕でメールやスカイプMSGを私のPCに撃ち込んでくる…。

じつを言うと、『卑弥呼の正体』の著者・山形明郷先生を世にだしたヒトがいて…、
栃木県足利市の坂口孝男というヒトで、20年も前に山形先生と一緒に本を出した。
その本の名前が、『卑弥呼は公孫氏』。
この本のなかで山形師は、「卑弥呼は公孫氏」の意味と意義を、明快に、克明に、
それは見事に書かれた。
ところが、『卑弥呼は公孫氏』という本は、総ルビ(すべての漢字がルビ付き文章)と
いう明治時代の本みたいな感じ。
しかも、山形師の文章は、大変に難解な漢語文。分かるヒトには非常に格調の高い
文章なんだが、現代日本人で読みこなすヒトはいない鴨、という古文調。
そこで、読みやすい本をつくろう! と、また坂口孝男さんが頑張ってくれた。
その読みやすい本が、『卑弥呼の正体』と『古代史犯罪』という2冊の本。
この2冊は、読みやすいだけでなく東アジアの歴史を塗り替えるような史実が満載!
なにしろ…、
山形先生は、数千冊以上の中国の文献資料で緻密に裏打ちした完璧な論文を書く。
『魏志倭人伝』が日本古代史だと思い込み、『魏志倭人伝』だけを論拠にして日本の
古代史を論じる既存の歴史学とは格がちがう。
ところが…、
読みやすい2冊の本は、「卑弥呼は公孫氏」の意味と意義を明快かつ克明に論じた
部分が「省略」にちかい感じ。全文収録! ではない。
これは山形師の意向もあったのだが、肝腎の山形師が逝去されたため、坂口さんも
詮方(せんかた)なし、どうしようもなかったんだと思う。

卑弥呼の正体』の末尾に、「山形史観の後継者は飯山一郎」といった記述がある
ので、この際少し寄り道をしても、「卑弥呼は公孫氏!」 の意味を書いてみたい。

「卑弥呼は公孫氏だった!」。これは、明日から書くが…、
じつは…、
問題の正史 『晋書』(巻九十七・四夷傅)は、以前から、このサイトに置いてある。
飯山一郎の古代史」や「資料室」に、『晉書卷九十七列傳第六十七 四夷倭人』 と
して、チャーンと載せてある。
私という人間は…、
先輩諸兄が思うほど “間抜け!” ではないのだよ。 \( 信じてちょ!)/

2011/02/08(火) 出た! 大村新知事の大企業寄りの自民党体質!
↓早速、東海アマ氏に罵倒される大村新知事↓

東海アマ
tokaiama


やはり大村(新知事)はバカだった (-.-;)
「企業誘致に予算を使う」と表明 ドアホ!
さっさと辞任しろ、バカ野郎!
格言: 気をつけよう! 電波芸者のCIA体質。そのまんまを見よ! 橋下も見よ!
2011/02/07(月) 家康似だが、悪辣狸顔の悪人相知事、大凶!
一昨年。小沢の民主党が「国民の生活が第一!」を旗印に完勝した政権交代選挙。
あの選挙で噴出した怒涛のような民意! これを、菅や仙石や枝野は、完全忘却!
大切なことを完璧に忘れる! これは馬鹿ではなく、悪質・悪辣な裏切り体質だからだ。

今回の愛知の選挙。確定の数字を見たのは、(多忙で)夕方だったが、仰天した。

河村たかし候補は、
民主や自民や社民がタバになった強力候補・石田芳弘をトリプルスコアーで粉砕!
大村秀章候補も…、
自民の重徳候補と民主の御園候補を、それぞれトリプルの差をつけて撃退した。

今回の名古屋の選挙も、怒涛! 津波! 大地が動くような民意の大爆発だった。

いや! たんに大爆発というより、国民の大激怒が大爆発した! といった捉え方と、
認識を持たないと、今後の日本の大変動を見誤ることになる。

昔、選挙に大勝し、「山が動いた」と言ったオバちゃんは、油断して官僚にやられた。
河村たかし市長は、民主党や官僚に裏切られ続けたから、何とか山を動かすだろう。

しかし…、
大村秀章知事は、CIA系電波芸者だった前歴と、家康似だが、悪辣狸顔の悪人相に
は、なんとも不吉な悪寒を感じる。
よって、ここは大胆に予言しておく。

大村秀章は、中央官僚・地方官僚とCIA筋の工作員の巧妙な手練手管に負けて…、

初心を忘れ、民意から離れ、曲り、外れ、ブレ、ウソが多くなり、裏切る! 大凶。

ま、ちょうど菅直人の愛知バージョンか、岡田克也の再来と思えばEじゃろ。

2011/02/07(月) 金王朝の “深い深い謎” -70-

邪馬台国の女王・卑弥呼は、中国人だった!
皆さん、こんにちは! 飯山一郎です。今週もよろしくおねがいします。
先週は、『殷』が日本の先祖だという話をしました。
流れは、こういうことです。
1.『殷』の子孫が『馬韓』という国の王様になった。
2.『馬韓』から『百済』という国が生まれた。
3.7世紀、白村江の戦で『百済』は滅亡した。
4.『百済』の王族・貴族・工人等は、済州島経由で九州に上陸した。
5.九州から大阪・難波に東征し、奈良において『日本国』を建国!
この歴史の流れは、「飯山一郎の古代史」に書いてあります。
書いてあることが理解できるかどうか? そして、納得できるかどうか?
納得できる! というヒトは、新しい考え方が理解できる、脳細胞が柔軟な方です。
脳細胞が柔軟だと、新しい世界をドンドン切りひらき、人生が豊かになります。

さて、いま、『馬韓』。この国が新しい歴史の舞台になります。
『馬韓』という国のことは、ほとんどの日本人が知りません。
馬韓→百済→日本という流れで、日本という国が生まれた…、
つまり、馬韓は日本の先祖なのに、日本人は知らない。
日本人は…、
歴史情報、政治情報、海外情報、隣国情報…、あらゆる情報を遮断されてきました。
情報鎖国の国、日本…。だから、日本人は何も知らない。

馬韓。
この古代国家のことを、最近、真剣に研究しているのは、中国と北朝鮮と韓国。
馬韓について、深い知識を持っているのは、一位、金正日。二位、胡錦濤。
金正日と胡錦濤。
この二人は、馬韓があった満州が、自分たちの故郷だ! と熱く思っている。
古代国家・馬韓。この国には…、
中国人、殷人(準王)、満人、鮮卑人、拓跋人、扶余人、弁韓人、辰韓人、胡人…、
とにかく、ありとあらゆる人種が馬韓に入り込んで、情報交換、商売、外交、謀略…、
馬韓は、当時、満州一の国際都市だったのだ。

おっと! もっともっと大切な人間のことを忘れていた。
邪馬台国の女王・卑弥呼だ。
卑弥呼は、馬韓のことについては詳細な情報をもっていた。
卑弥呼の使いは馬韓によって情報を仕入れ、その後、あの帯方郡へ向かったのだ。
 (このことは、『魏志倭人伝』を読めば分かることだ。)

それから、『晋書』(巻九十七・四夷傅)には、↓こんな文言がある。
「乃立女子為王、名曰卑弥呼。宣帝之平公孫氏也、其女王遣使至帯方朝見。」
これを翻訳すると…、
「…女子を立て王となす。名を卑弥呼という。宣帝の平らぐ公孫氏なり…。」

私は、上の文を、「卑弥呼は(日本人ではなく)、中国人・公孫氏の親戚なり…」
と読むが、ようするに卑弥呼は、馬韓で、魏国や宣帝に関する情報を得ていたのだ。
言いかえれば…、
馬韓から数百キロのところにあった邪馬台国。この国の女王・卑弥呼も、馬韓に使い
を出さないことには、中華帝国・魏国の重要情報が得られなかった、ということだ。
「魏国情報」が入らないことには…、
魏国から、そう遠くはない邪馬台国など、魏国軍がワッと来て、一捻(ひね)りだ。
卑弥呼の親戚の公孫氏も、簡単に平らげられてしまったのだし…。

いま、私は、「邪馬台国が日本にあるのではなく、中国から遠くない地域にあった!」
ということを匂わせている…。
このこと分かりました?>皆さん

2011/02/06(日) 警察国家、そして絶望的閉塞社会。
大相撲八百長疑惑。このネタは警察から出ている。
警察が、今頃になって、捜査資料をマスコミにリークしたのだ。

先ず、このリークは警察(公務員)の守秘義務違反だ。こちらのほうが犯罪性が高い!

ネタは、昨夏の野球賭博事件で警視庁が力士から押収した携帯メールの記録だ。
昨年のネタを、なぜ今頃リークしたのか? クサイ! 陰謀の臭いがする!

警察・検察がネタをリークし、マスコミが一斉に叩く!
小沢一郎の“事件”も同じ。角栄も同じ手法でやられた。志布志事件も全く同じ構図。
今回も“官憲とマスコミの協同作戦”が強制的に事件化した。
同一のパターンだ。まったく同じ構図だ。相変わらずのデッチアゲ。
この国は、すでに完璧な警察国家。恐怖政治。弾圧国家だ。

いっぽう…、
本当の悪、巨悪は、ぬくぬくと深い闇のなかで眠っている…。

日本。
じつに恐ろしい国になった。
まこと、いやな時代になった。
社会は、閉塞している。
絶望的だ。

2011/02/06(日) 「国民の怒りが沸騰している」 ← ウソつけ!
時事ドットコムが次のような大見出しで角界を糾弾している。
≪特集・大相撲八百長疑惑≫春場所中止、理事会決定/
正面から問題に取り組まなかった付けが一気に噴き出した/
欺かれた国民の怒りは沸騰している
    ↑ こういうふうにニュースはつくられる、という見本だ。
国民の怒りは沸騰している… ←こんな国民どこにいる?>時事通信社

大相撲の八百長なんて、百害どころか一害もない!
誰にも迷惑かけてない!
国民は、誰も怒ってない。
マスゴミの偏向報道! この弊害のほうが、はるかにデカイ!

オレの仲間は、みーんな…、
菅政権の八百長(八百長代表選、公約違反)に対して怒りを沸騰させてる!
あと…、
政府やメディアの不正や八百長を隠すために大相撲の過剰叩き! をやっている…、
って怒り狂っている。
だから、こういう怒りの文章を書いているんだ!
つの。

2011/02/06(日) “ロクロ首”は幽黙だ!
れいの「きのこ組」の姉貴。彼女は私の舎弟の「がけっぷち」君とは妙に仲がいい。
あの姉御は「ゲテモノ食い」らしいので、がけ君が好きだ! というのは、納得できる。
ところで…、
見るだけでコワイ! という姉御の“恐怖のゲテモノ画像”は、最初は、コワ~イ! と
思うが、次は、「これはエログロ系か?!」とも思ってしまう。
しかし、
新しい発見をしたんだが…、
与謝野薫の “空中散歩型のロクロ首” の画像は、
空中を浮遊するロクロ首を、ジーッと見つめていると、
妙なユーモアがただよってきて、
思わず笑ってしまうことがあるのだ。

「ユーモア」は、中国語で書くと「幽黙」。
与謝野薫の “ロクロ首”は、幽黙だ!
ウソだとおもうなら、コレ、見てみてください。

2011/02/06(日) 木村太郎という電波芸者は…
25年前のマニラ。
独裁者・マルコスの退陣を求める100万人の群衆がマラカニアン宮殿に迫った。
当時、現地から実況放送をしていた木村太郎は、
暴徒が…! おびただしい数の暴徒がマラカニアン宮殿を取り囲みました!」
と絶叫していた (飯山、TVで目撃)。
これが、日本の一流テレビ記者の“センス”なのだ。
木村太郎は、今も、民衆の立場ではなく、支配者の立場に立って発言する男だ。

いま、100万人の群衆がカイロに集結、ムバラク退陣を求めて闘っている。
このムバラクの立場に立って発言している代表格は、日本の外相・前原誠司。

支配者の立場に立つか? 民衆の立場に立つか?
この判定基準で、政治家・評論家・電波芸者の優劣が簡単に判断できる!
便利な指標でしょ?>みんな

2011/02/06(日) ビジネスモデル講座:『タダほど安いものはない!』
タダ!の車
この車、タダになる鴨。
以前、私は、MSオフィスのプリインストール版のパソコンを買っていた。それもパワーポイント付きで買っていた。
ところが昨年からは、MSオフィスなし、パワーポイントなし。
ほとんど使わないオフィスやPP。これはグーグルのタダのやつでE! と方針転換したのだ。
それにしても…、
グーグルの “Free Strategy” (タダ!戦略)は、驚きだ。
グーグルマップ、グーグルアース、ヨウツベ、アンドロイド、
ピカサ、スカイプ、アドベPDFリーダー、アヴァスト、クローム、FEP、 …キリがない。
グーグルのやってることは、街のスーパーの “目玉商品商法” なんだが、グーグル
の “目玉” はタダなのだ。この破壊力は100円ショップの比ではない。
グーグルの“フリー・ストラテジー”=「何でもタダ!戦略」は、価格を破壊するだけ
ではなく、業界を破壊してしまうのだ。
グーグルの「何でもタダ!戦略」は、ビジネス史上最強のコア・コンピータンスだ。

いま、グーグルが狙っている究極の「タダ!戦略」、それはクルマだ。
クルマをタダで配る! とんでもないことをグーグルは狙っている。
実際、グーグルの地図情報と人工知能を組み合わせた“無人カー”がアメリカ某州の
公道を延べ何十万キロも走破している。
これはナビ上で目的地をプロットすれば、あとは無人運転! というクルマだ。いや!
クルマというより、走る人工知能ロボットだ。パーフェクト・オートマティク・カーだ。
こういう夢のようなクルマをタダで配る! というビジネスをグーグルは模索している。
このビジネスモデルが世に出ると、世界中の自動車メーカーは、倒産だ。
エンジンが不要なので、電機メーカーが簡単につくってしまうからだ。
つまり…、
ハンドルなし、エンジンなしという人工知能車。これは、既存の自動車メーカーよりも、
ソニーやパナソニックなど電機メーカーの得意分野なのだ。

だが、しかし、ここでも日本の電機メーカーは、サムソンにやられてしまうのか?!

チッキショー!

2011/02/05(土) 男性専科:「がけっぷち」君の裏話
ないしょ話
  ↑若い女性は読まないで下さい。
    申し訳ないです > 若い女性の方
2011/02/05(土) 17億円もの脱税行為! 朝日を廃刊に追い込め!
朝日を廃刊に追い込め

私の子分の「がけっぷち」君は…、
…ん? 子分じゃなくて、弟子だったかな? 舎弟? 後輩? 教え子? 隠し子?
なんでもいいや。
その「がけっぷち」君、東京っ子なので、言う事書くこと歯切れがいい。
「荷物まとめて広州へ来いや!」と言うと、1週間後には東京を捨てて広州にいる。
「がけっぷち」君は、フン切りがいいのだ。

広州へ立つ間際、東京の彼女に、
「オレは日本を捨てて中国に行く。さいなら!」
とアッケなく別れを告げたらしい。
だから彼は、縁切りも早い。

広州へ着いたとたん、毎晩深夜まで酒呑み。勘定は私。
で、スナックにいた小姐と忽ち意気投合、
「結婚しよう!」などと盛り上がり、小指と小指を絡ませている。
いやいや、指切りも早い!

その「がけっぷち」君、正義漢なので正義感が強く、不正は許さない。
そして、江戸っ子は短気だから、「がけっぷち」君も例にもれず、ケンカッぱやい。
今回も、朝日新聞の17億円もの脱税行為を糾弾するキャンペーンを開始!
大朝日を相手に敢然と闘う彼の見事な喧嘩作法は、江戸の華!
これは見にいく価値がある>野次馬。 あ、喧嘩はココでやってるよ。

ケンカッぱやい! これはタンカ切りが早い! つーことだ。
男なら見習うべきだ。彼の素早いタンカ切り。

できたら…、
「がけっぷち」君の喧嘩に、助っ人に馳せ参じ、みんなで一緒に闘って、
朝日を休刊、いや廃刊! に追い込みたいものだ。
朝日新聞廃刊! その時…、
私は実況アナとして絶叫するだろう。
「大朝日、完敗です! 崖淵(がけっぷち)完勝です! 電車道で寄り切り!」

2011/02/04(金) 金王朝の “深い深い謎” -69-

あの『殷』も、日本のご先祖だった!
皆さん、こんちは! 飯山一郎です。ヤボ用のため、きょうの話は短いです。
それから、「漢語は使わず平易な日本語で書け!」と言う要望が多いため、漢文は
控えてきましたが、本日は少し使います。ご容赦のほど。

さて、『北魏』『北燕』から、『殷』の末裔である『箕子朝鮮』に目を転じます。
『殷』が『周』に滅ぼされたあと、『殷』の最後の皇帝・紂王の叔父であった箕子は、
河北から東北に遷居し、『朝鮮』(=箕子朝鮮)を建国します。
この『朝鮮』は、箕子の徳の高い国家経営が実り、満州一帯にまで版図を拡大し、
以降800年間にわたり、『箕子朝鮮』は「殷賑」をきわめた国家でありました。
…といったあたりまでは、『チマチマとした歴史観ではなく…』などに書きました。
ところが…、
41代哀王(準・BC220年~BC194年)は、燕人・衛満に王権を簒奪されてしまう。
これで『箕子朝鮮』は滅び、『朝鮮』という国家は、『衛氏朝鮮』の時代に入る。
ちなみに、ウィキペディアの「衛氏朝鮮」の項の冒頭に…、
「衛氏朝鮮は、考古学的に証明できる朝鮮の最初の国家である」
といった記述がある。
これは、「考古学的に証明」されなければ歴史事実とはならない、という考古学者
の思い上がりによるカン違いである。
箸墓古墳を年代が同じ! というだけで卑弥呼の墓だ、とカン違いしてしまう阿呆な
考古学者が多いので、ウィキペディアには注意が必要です。

ところで…、
ここからが大問題。
大問題は二つある。
1.衛氏朝鮮の横暴が武帝の逆鱗に触れ、BC108年、衛氏朝鮮は滅ぼされる。
  漢は、衛氏朝鮮の故地に楽浪郡、真番郡、臨屯郡、玄菟郡の漢四郡を置く。
  これで漢四郡の版図は、漢の植民地になったのである。
  大問題は、「楽浪郡」が置かれたということ。記憶に留めておいて下さい。

2.衛満に王権を奪われた『箕子朝鮮』の最後の帝王・哀王(準)
  
この準王が廃位のあと、トンデモない行動にでる
  『後漢書』弁辰伝によると、こうだ。
  「初、朝鮮王準為衛滿所破、乃將其餘衆數千人走入海、攻馬韓、破之、
  自立為韓王。」
  これを翻訳すると…、
  「初め、朝鮮王準は衛満に破れると、数千人の残党を連れて海に入り、
  馬韓を攻め、これを破り、韓王として自立した。」
  つまり…、
  衛満に敗れた箕子朝鮮の最後の王・準王は逃亡し、馬韓を攻め落として、
  韓王となって馬韓を支配した、ということ。
  これは、とんでもない大問題だ! なにしろ…、
  あの『殷』の末裔が、『百済』の母体である『馬韓』に入ってきて王になった!
  やがて、『百済』は滅亡後、日本列島に大挙進入し、『日本』を建国する。
  これで…、
  はるばる満州まで移動してきた『殷』の末裔と『日本』はつながっていた! と
  いう大変な奇縁が納得いただけると思う。

2011/02/03(木) 知らなかった事件は蒸し返せ!

朝日はテレビのドラマで、国税捜査官に、
「脱税は一番被害者の多い犯罪なんだよ!」
というセリフを言わせたらしい。

小沢叩き以上の
紙面を確保して、
朝日脱税事件を
取り上げる!
TV朝日、BS、CSも
徹底的に駆使、
この件について
納得がいくまで
トコトン! 説明
してもらうぞ!

国民ナメんじゃねえ!

.

上の事件は、2009年の話らしいが、
いま、ネット内では炎上騒ぎらしい。
そこで私も、蒸し返し! ということで、
でっかく載せることにした。


なお…、
上のアジテーションは、
自称他称、「がけっぷち社長」という男の文章だ。
この男、私の「舎弟」だ。盃(さかずき)を交わした義兄弟だ。弟子でもある。
昨年、偶然ネットで知りあい、中国へ呼び、半年ほど同じ釜の飯を食った仲だ。
正義感のかたまり、デカイ鼻クソもかたまっていたが、有能にして優秀な男だ。
よろしくおねがいしたい m(__)m >みんな。
2011/02/03(木) 金王朝の “深い深い謎” -68-

『 古代史犯罪! 』
皆さん、こんにちは。 飯山一郎です。
えーと昨日の応神天皇陵の隣接地から出土した『北燕』の馬具(鞍・くら)ですが…、
皆さん、驚いてます。
質問も多いです。
なぜ『北燕』の王族が応神天皇陵に埋めたの? 埋葬品?
もしかして応神天皇って、『北燕』という国のヒト?
皆さん、聞いたこともない『北燕』という古代国家に、俄然、興味を示しはじめました。

日本人は、いままで、日本のルーツを知らなかった。
自分たちのルーツを知らない。自分の国の歴史を知らない…、
こんなの、世界のなかで日本人だけです。
我々日本人の先祖が、どこから来たのか? そして『日本』は、どこへ行くのか?
古代史犯罪 これ日本人として当然の疑問です。(日本人なんですから…)。
この疑問。これから、どんどん解けていきます。明らかになって
いきます。おたのしみに!
ただし…、
北燕、百済、北魏、扶余、馬韓、百済。ツングース。天孫族。
東胡。ツラン民族。…と、色々様々な民族の歴史と伝承を探り
ながら、日本のルーツを辿(たど)る! これは、範囲が広くて、歴史が長くて、奥も深い…。とにかく大変な作業です。
しかも…、
資料が少なくて、資料が消失したり、紛失したり、隠されたり、
改竄されたりしている。
特に朝鮮に関する歴史資料には、犯罪! とも言うべき悪質な改竄が施された。
その実態は、改竄などという生やさしいモノではない。
たとえば…、
遼東半島の熊岳城にあった『百済建国の始祖尉仇台之碑』を現在の韓国忠清南道
の錦江まで移動し、そこが「百済建国の地」であった! などと偽装する。
この悪質さ! これは完璧な犯罪! です。
こういう犯罪行為を、帝国陸軍と東京帝大は、共同して行っていました。
あの『好太王碑』を集安の現地から日本に移動させる!という死罪相当の犯罪は、
集安政府の大反対で未遂に終った。これも、帝国陸軍と東大が共謀していた。
まさしく、中国大陸と朝鮮半島の全人民と、彼らの歴史を冒涜する行為です。
さらに言えば…、
1923年。平壌木槨(もっかく)古墳群の発掘調査は、学術調査に名を借りた盗掘!
これ以外の何ものでもなかった、と韓国・北朝鮮の史学会は指摘しています。
こういう歴史資料の改竄行為を、日本は、満州や朝鮮半島で延々とやってきた。
この委細詳細は、山形明郷著 『古代史犯罪』 三五館(¥1300)に詳説されている。
この本と、先に紹介した『卑弥呼の正体』、この2冊を眼光紙背! 熟読玩味すれば、
目からウロコどころではない! 脳細胞が入れ替わるような知的衝撃で、あなたは、
歴史観どころか世界観も人生観をも変えざるを得ないショック症状に見舞われる!

ともかく…、
明治期以来の 『古代史犯罪』 によって、『日本人』のルーツである満州の『馬韓』や
『百済』の位置が、朝鮮半島南部の釜山のあたりまでズリさげられてしまった。
我々の先祖は、広大な満州の山野を悠々と駆けまわっていた騎馬民族・遊牧民族
なのだが、我々の歴史は、朝鮮半島の南部にチマチマと閉じ込められてしまった。
これが『歴史地理の矮小化』と山形先生や私が言ってきた歴史犯罪だ。

次回から、この歴史犯罪を乗り超える展望を提示しつつ…、
『馬韓』と『百済』という日本人のルーツと因縁…、
そして、“驚愕の奇縁” を明かしていきたい。

2011/02/03(木) いまどきの「説教強盗」
「説教強盗」
盗みに入った強盗が家人に見つかると、居丈高(いたけだか)に居直って…、
「戸締りが悪いから泥棒に入られるんだ!」 と糾弾し、
「世の中は物騒なんだ、という認識が足りない!」 と怒りとばし、
「犬を飼えば、泥棒は入らない! 」 と説教する。

えらそうに、得意顔で、説教をたれる。
そのくせ…、
金目の物を風呂敷に包み、帰りがけの駄賃だと婦女子を暴行して逃げる。

凶悪な強盗犯が「説教」という“善”をなす! えらそうに、得意顔で…。

この「説教強盗」って、いまのマスコミに似てないか?
無実の政治家を刑事被告人に仕立て上げ、「クリーンな政治」を説教する。
やってることは強盗なみに凶悪なのに、えらそうに、得意顔で、説教する。

相撲。
あんなものは、ふんどし芸者のハダカ踊りだ。
図体(ずうたい)だけのバクチ打ちだ。
八百長だって、賭博だって…、芸のうちではないが、遊びのうちだ。
誰かに大した迷惑をかけてるワケじゃない。
マスコミや検察の「デッチ上げ」みたいな凶悪な犯罪じゃない。
去年の9月14日の…、
民主党の代表選挙のほうが、はるかに不正で、八百長で、犯罪だ!

いま、テレビは一日中、「八百長相撲」を“糾弾”している。
えらそうに、得意顔で…。
これ、まさに、「説教強盗」の構図だ。

2011/02/02(水) 朝日新聞は、あの世(倒産)へ逝け!
朝日新聞は…、
『NYアサヒ・ニューズ』とかにリネーム(改名)してNYあたりへ行ったほーがE鴨!
これは私の意見ではなく、私が世論調査をした結果で、75%もの国民の意見だ。

朝日新聞つーのは、専務にペコペコと尻尾を振る小狡い課長みたいな存在なので、
私は、朝日の社説なんかは斜め読み、つーか一見するだけだが…、
朝日の最近の社説は、卑しい、つーか卑屈で、まるでオベッカ・ゴロ新聞だ。

たとえば、昨日2月1日は、『小沢氏起訴―市民の判断に意義がある』という標題。

民主党の小沢一郎元代表が、政治資金規正法違反の罪で起訴された。検察審査会
2度の議決を受けたもので、ふつうの市民が政界の実力者を刑事被告人の座に据えた
と言っていい。
上の「ふつうの市民…」という表現は、ウソだ。インチキだ。いや、悪質だ!
「ふつうの市民」ではない。良からぬ似非右翼だ。ほとんど暴力団なのだ。
これを知りながら「ふつうの市民」と書く朝日の社説は…、
読者を騙している。悪質である。犯罪的!といったほうがいい。いや、犯罪だ!

1月31日の社説は、『ダボス出席―首相が「開国」の先頭に』というモノだ。
何ですか? この見出しは!
まるで、菅直人講演会の会報だ。
新興宗教の教宣紙か、ゴロ新聞だな! 朝日新聞は。

これだから、75%もの国民が「朝日は、米国寄り」と思ってしまうのだ。
75%の国民の意見を露骨に言うと、
「朝日新聞は日本から去れ! アメリカで、CIAやRFにシッポを振れ!」
といったところかな。

とにかく朝日は、日本から去れ! アメリカか、あの世(倒産)へ逝け!

昔は、「アカヒは、ソ連へ行け!」 なーんて言われてたな。>朝日新聞

【注】 私の世論調査:全国60人から回答を得て、45人(75%)が「朝日は駄目新聞」と回答。
2011/02/02(水) 金王朝の “深い深い謎” -67-

誉田山古墳の陪塚丸山古墳から出土した2号鞍
誉田山古墳の陪塚丸山古墳から出土した2号鞍
中国遼寧省喇嘛洞ⅡM101号墓で出土した鮮卑族の鞍
鞍:誉田古墳の陪塚丸山古墳から出土 鮮卑族の鞍:中国遼寧省柳城の墳墓から出土

『 細部に至るまでほとんどまったく同一! 』
皆さん、おっはよ~ございます! 私は飯山一郎です。 朝、起きると…、
小沢一郎、負けるな! がんばれ~ッ!
と東京の方向に向かって叫ぶ 飯山一郎です。
きょうもよろしくおねがいします。 ^o^/

えと、北魏と北燕の話ですが、あと馮太后の話ですが…、
反響が大きいです。

われわれのご先祖が、どこから来たのか?
北燕、百済、北魏、扶余、馬韓。
日本のルーツと、その成り立ちが見えてきた!
感激! じぶんの国の歴史が良く分かる! と。
誰でも嬉しくなります。感激は当然です。

とくに…、
奈良の平城京と北魏の平城京は、血を分けた兄弟。
今の日本は奈良からはじまり、今の中国は北魏からはじまる…。
その前にも、長い長い歴史がある。
『殷』。この古代国家も我々日本人と深い関係がある。よそごとではない。

それにしても、日本の歴史は古い。
そして、奥が深い。
こんなに古い国は世界でただ一つ、日本だけ。
誇らしい!

ところで…、
上の写真は、大阪河内の応神天皇陵の隣地から発掘された鞍(くら)です。
写真の右の図画は、中国遼寧省柳城の遺跡から発掘された鞍(くら)です。
この二つの鞍(くら)は…、
細部に至るまでほとんどまったく同一!
この驚愕の見解を述べたのは、鮮卑族の馬具にも詳しい桃崎祐輔教授。

これで…、
遼寧省の柳城と応神天皇陵が、一直線につながった!
つまり…、
『北燕』と『百済』が首都を置いた『柳城』を扇の要(かなめ)にして…、
『北燕』と『百済』と『日本』。この三国がつながっていた! ということです。
このトンデモない史実の証拠が上の写真と図画なのです。

そして…、
さらに驚くべき見解を桃崎祐輔教授が述べておられます。
(大阪・河内で発掘された鞍は)北燕の製品である可能性が高そうです
なんと、北燕! あの“流星国家・北燕”の名前を教授は言われたのです。

私は、つぎのように書いた。

『北燕』は、わずか28年で滅亡した流れ星のような国家だったから仕方ないが…。
それにしても、『北燕』という“流星国家”の輝きは、日本にとっては “国生みの灯”
とも言うべき、神の後光がさしたように煌(きらめ)く 灯(あかり)だった。
まさしく北燕は、日本と北魏と百済を結び、日本誕生!の “国生みの灯(あかり)”
その神々しい煌(きらめ)きは、今も歴史の天空に輝いて見える…。

『北燕』の名が、如何なる文脈にあるのか?
桃崎祐輔教授文章をココに提示する。ご確認のほど。

以下の図面で、「北燕の馬具」の出土地が応神天皇陵隣地の那辺かを示す。
余談だが…、
小生、大阪梅田駅前の阪急ホテルの汚水処理工事の際、この現場には早朝だけ
出勤、あとは近鉄に乗って古市駅で降り、日がな応神天皇陵の周辺で過ごした。
気持ちが、ココロが、澄んでくるというか神々しくなってくるのだ(その時だけは)。

丸山古墳の位置

2011/02/01(火) 金王朝の “深い深い謎” -66-

『 馮太后:美しく優しい母のような女神(母性神!) 』
皆さん、ども! 飯山一郎です。
さて、右上の写真は、「花木蘭(ホァムーラン)」。
これは、中国では知らないヒトがいない! という定番。
病気の父の代わりに男装し、何年も軍隊にいて、雄々しく?戦う!という物語だ。
この話、どの時代の歴史物語にも出てくるのだが、実在したという例は、皆無。
ようするに作り話だ。
“歴女”みたいな歴史ファンが喜ぶフィクション(作り話)は、どんどん広がる。
日本でも、義経がチンギス・ハーンになったとか、明智光秀が天海僧正になって、
関ヶ原で死んだ家康の影武者を傀儡にして徳川幕府を支配していた、なんて話
を得意顔で話すヒトがいる。ま、想像や憶測でなら、どんな歴史も語れるワケだ。

中国の場合、5千年という歴史大国で、しかも漢字文化の本場。
だから、トンデモ歴史本がゴマンとある。
つーか、『三国志』みたいなチャンとした歴史書は読まずに、『三国志演義』とか、
『隋唐演義』といった波乱万丈・荒唐無稽な“演義モノ”しか読まない。
しかも、中国は東西南北、広大なので地域差がある。
たとえば…、
北京では、魏の曹操が悪役ではなくて主役。呉の孫権や蜀の劉備が悪役なのだ。
福建省では、劉備玄徳より、諸葛孔明より、一番人気は、呉の孫権。
それで、どんな歴史物語にも登場するのが、「花木蘭(ホァムーラン)」。
もちろん、“漢流ドラマ”『北魏馮太后』にも登場する。
いや、「花木蘭」を登場させないと、客が来ないし、DVDが売れないのだ。
だから、馮太后が「花木蘭」だったという話は、真っ赤なウソ。
だいたい「花木蘭」の話は、「義経ハーン」みたいな想像上の作り話なのだから。

さて、『北魏の馮太后』。
北魏の朝廷内では下女だった馮太后が皇后にまで登りつめ、北魏という大国家を
支配した“技術”は、「花木蘭」のような男勝りの体力ではなく、カネや血統でもなく、
マキャベリズム(権謀術数)でもなく…、女だけに許された“秘術”であった。

それは、女らしい「感性」と「知性」。…漢人の彼女は漢文化にも深い素養があった。
さらに「母性」。馮太后の限りなく優しく、深い“母性”に、孝文帝は“神”を見たほど。

そして、シャーマニズム(霊媒)。
馮太后の夫・北魏第5代皇帝・文成帝は、25歳という若さで崩御。
葬儀時、馮太后は悲しみの余り火葬中の文成帝の遺体に投身、後追い投身自殺
を図った。
間一髪、救いだされたが彼女は、一時期、狂った。
狂った彼女に夫・文成帝が降霊する…。

その後、夫・文成帝の霊だけでなく、三代・大武帝の霊、ついには初代・道武帝の
御霊までが降霊してくる。
霊媒者としての彼女は、美しく優しい母のような女神(母性神!)に見えたという。

馮太后の周囲、北魏の朝廷で政(まつりごと)をなすのは、ほとんどが鮮卑拓跋族
だった。(以下論文を参照のこと。)
つまり、漢人の少ない鮮卑族の朝廷で、彼女は、鮮卑族を相手に政治を行った。
美貌の母性シャーマンは、鮮卑族の男達を、いかばかりか魅惑したことであろう!


以下は…、
『北魏』政府部内の漢族と胡族と鮮卑拓跋族の人数的力関係を考察した論文だ。
『北魏』という国家が、鮮卑拓跋族の国家であったことが納得できる論文である。
たまに、無味乾燥な歴史論文に目を通すことは、ボケ防止に最適である。
また、『北魏』を緻密に分析した論文ではあるが、日本との関係性の意識はゼロ!
という専門馬鹿ぶりをワラうのもE鴨しれない↓。

つづく.
2011/02/01(火) 朝日新聞を解約しよう!
昨夜も、今朝も…、
マスコミは…、
“世論調査の数字”をテレビの画面に大々と出し…、
70%近い国民の意見は、強制起訴された小沢氏は議員辞職すべき!
とアオリにアオっている。
これは…、
何が何でも! 小沢一郎を議員辞職に追い込む!
というTVを総動員しての権力意志の表明だ。
これほど露骨な弾圧は、ヒトラーも顔負け、日本は、ほとんどファシズムだ!

とにかく、日本は、すでに、ファシズム国家。全体主義国家だ。
この先…、
闇の権力は、司法(裁判所)に強圧をかけ、小沢一郎を有罪!にするだろう。
それほどまでに…、
闇の権力は、小沢と、小沢の政治哲学と、小沢を支持する国民を恐怖している…、
ということだ。

いま、この私にできることは…、
闇の権力の手先・朝日! この朝日新聞を解約しよう! という運動ぐらいしかない。
それでもいい!
何もやらないよりは、やったほーがいい!
やろう!>みんな

『ミ☆ 想夜念 ☆彡』 『ソフトバンクを分析』 『株の明日を読む』 『ゲストブック』 『雑談室』 以前のコラム △この頁のTOPへ

焼酎カスが豚のエサに!  グルンバ活用の現場から  ソウル近郊でヤーコン栽培  乳酸菌で悪臭解消
済州島の乳酸菌培養工場  悪臭が消えた!済州島NEW 農業を救う技術  『せせらぎプール』で汚水処理
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Ymes2

おやすみなさい

いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
☆GRNBA☆

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