株価は,売り方と買い方がいるから成立する. 売り方と買い方の理屈は正反対だ. つまり,売り方は下がると思うから売り,買い方は上がると思って買う. 売り方には売り方の理屈があり,買い方には買い方の材料がある. しかし,大半は自分に都合のよい理屈や材料ばかりだ. ネバダ氏は,連日連夜,暴落材料だけを掲載してるし…, 足立真一氏は,下がっても下がっても,ここが底だ,底入りだと言い続けている. 現段階での優劣を率直に言えば…, ネバダ氏のは今回の未曽有の経済危機を見事に説明しているので参考になる. 足立真一氏は,「プロ」にしては少々マトはずれだ.この先生が暴落相場に絶望して 「もう株は買えない」 と悲鳴をあげたときが大底だろう,と思うくらいだ (笑) しかし,両者とも,彼らにとって都合の良いことばかりを言っている. ネバダ氏は売り方有利の材料を列挙するだけ,足立先生は単純な万年買い屋だ. ようするに当てにならない.最終的には頼りにならない. じゃあ一体,何が一番頼りになるか? …というと,それはチャートだ. 昨年は私も,新日鉄が2千円になる! とか,ソフトバンクの大相場を「予言」し,恥をかいたが, アメリカ株の大暴落は必至だ! …など,相場の大きな流れは,ほぼ正確に解説してきたと思う. これは,決して私の手柄ではなく,『一目均衡表』の威力! だ. 今週も,『三役逆転』という一目均衡表の恐ろしい法則を下に書いた. 是非,お読みいただきたい. . 2009/01/26 飯山一郎 |
いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
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