飯山一郎の 『チャート で明日を読む!』


 
   ☆ 利上げがあっても…

  先週,日経平均は1ヶ月の持合いを上放れた.
  上放れた途端,国内総生産(GDP)の速報が発表された.
  実質成長率が年率換算でプラス4.8%という数値だった.
  これは予想を上まわり,利上げを確信させる数値だ.
  このサプライズにもかかわらず東京市場は強かった.
  負債2兆4千億のソフトバンクは,逆に100円高.
  
  しかし,弱気スジは大きく売り込んでいるようである.
  信用の売り残も1兆6870億と前週よりも増加中だ.
  これは,近々の踏み上げのコヤシである.
  
  たとえ利上げがあったとしても,弱気は禁物だ.
  利上げは日本経済が強い!というサインなのだから.
  
  売り手が大きく売り込み,押しが入ったら,そこが買場!
  たとえばソフトバンク.
  16日はカブセたので,2〜3日は押しが入るだろう.
  この押しが買場,若い上昇トレンドは押し歓迎なのだ.
  この若い上昇トレンドについていって何の心配もない.
  相場に勝つ秘訣はトレンドに従順になることだ.
    
               (2007/02/17) 飯山一郎


日経平均_日足


信用売残_金額


ソフトバンク_日足


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