暗い歳末である.失業者が激増している,消費が冷え込んでいる. 朝日の見出しも ,『サンタは街に来なかった? 米の歳末商戦、10年で最悪』. 未曽有の不況である.最悪の経済状況である. なにしろ,シティ,AIG,GM,クライスラー,フォード. …アメリカを代表する巨大企業が破綻寸前! というより破綻同然なのだ. . 最大の問題は,先が全く見えないことだ.不況の底が全然見えないのだ. 一寸先が闇ならまだいい.来年どころか3年先5年先にも希望の光が見えない…. まさにお先真っ暗だ.…いったい,どうしたらいいのか? . 五木寛之の新刊,『人間の覚悟』に次のような文章がある. >闇が深さを増してきました。 >時代は「地獄」へ向かって、劇的に近づきつつあるようです。 >経済が、絆が、国が壊れていく。 >ついに 「覚悟」 をきめる時が来た。 . どう覚悟をきめるのか? …五木寛之の「答」は意義深い. その一つを“代答”しよう. 「流転する世の中と(自分を含む)人間を,逃げずに真正面から見つめること」. そして,「現実はこうなのだと覚悟すること」. . 五木の言や良し! 私も,明年は,世の中が暗闇でも,逃げず,真正面から見つめていこうと思う. さいわい,流転する世界を映し出すチャートという道具もあるし… (笑) . 皆様,本年も私の拙い罫線解説をご愛読賜わり,感謝にたえません. 明年も,ボケかかった脳を叱咤激励しつつ,ふんばります! よろしくおねがいします. _(..)_ 本文の最後に…, 「皆様も,どうぞ良いお年を!」 ^g^/ . 2008/12/28 飯山一郎 |
いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
☆GRNBA☆