今回は,下落相場が底入れする条件について書いてみたい. いったい,どんな時に株は底を打つのか? . まず,値幅調整だ.株は,半値八掛け2割引,70%ほども下がると底を打つ. NYダウ現値は,14164ドルのスッ高値から半分ほども下がっていない. だから,まだまだNYダウは下落する.中途半端なPKOなどでは底入れしない. . 次は日柄調整.どんな下落株も月日が経過すれば自然に上昇するという経験則. NYダウは,本格的な下落開始以来,まだ7ヶ月ほどしか経ってない. 100年に一度の暴風雨! …という最悪状況のなか,日柄調整も全治3年か? . 3番目は,絶望調整.野も山も皆一面が総弱気になり,世界中が絶望に沈む時…, 株価は総悲観の中で静かに底を打つ.まだまだ脳天気な楽観論が目立つ昨今…, 株価は,そう簡単には底打ちしない! …と断言してもいいだろう. . 4番目は,政策調整だ.悪足掻きのPKO作戦や,小出しの公的資金投入では…, 株価の下落は絶対に止まらない. 「100年に一度の金融危機!」 なのだから…, 「100年に一度の画期的な政策!」が必要なのだが,オバマにできるかな? . 5番目は,回天調整.回天とは,天下の形勢が一変することだ. 今後,「100年に一度の大恐慌!」が発生.これにアメリカが対応できずに国家破綻 し,世界の政治・経済状況が一変する (この可能性は低くない). やがて,大混乱のなかから世界新秩序が生まれ,株式市場も一新され…,大暴騰! . いろいろゴチャゴチャ書いてきたが…,私的には,5番目をキボンヌ!(注) (^^♪ おっと,それより目先の大切な問題は,今週の株価動向だ. それは,下のチャートの余白に書いたコメントをご笑覧のほど. . 2008/12/14 飯山一郎 (注): 「キボンヌ」とは,昔 『2ちゃんねる』 で流行った軽薄用語で,「希望します」 の意.
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いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
☆GRNBA☆