1日(金).内閣改造の日.NY株が大幅安でも,福田改造内閣への期待感が株価を下支えするのでは? という予見をマスコミの一部が報道していた. そして1日の午前,「国民的人気」の麻生太郎氏の幹事長就任が決定した.これで「下支え」の予感は,さらに高まった. しかし,1日の午後,東京市場は,まことに冷淡だった. 後場の寄付直後に日経平均の下げ幅は300円を越え,この日の安値を付けるほどだった.(下の日経平均の日中足を参照されたい). 福田改造内閣にたいして,東京市場は,冷淡と言うより無視.無視というより否定! …という感じであった. もっと言えば…,東京市場は, 「福田改造内閣には,米国発の金融危機に対処する能力なし! 期待しない!」 と厳しく宣告した,ということである. …となると,今週の投資方針は,売り! である. 2008/08/04 飯山一郎 . |
いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
☆GRNBA☆