この数ヶ月,米国発の金融危機に世界はヒヤヒヤの連続だった. しかし,米国の対応は驚くほど素早かった.矢継ぎ早に金利を引き 下げ,膨大なドルを市場に供給し,ブッシュでさえ16兆円もの減税を 約束した. 日本はというと,恥ずかしいことに,驚くほど何もしてない.無策だ. 株価を見てみよう.昨年の高値からの下落率は,アメリカが17%, 日本は35%も下落した. 株価は,その国の経済状況を素直に反映する,という常識がある が,株価を見る限り,日本の経済状況は米国以上に深刻である. 日本こそ,政府・官庁が主導して,公共投資・減税・規制緩和等々 の景気刺激策を強力に推進せねばならない時期なのだ. その意味ではガソリン税の値下げは,時宜を得た,格好の減税策 なのである. したがって,いま,ガソリン税の再値上げは,絶対に許すべきでは ない! 2008/04/05 飯山一郎 追記:一目均衡表本家・細田哲生氏の絶妙な解説が下にあります. 眼光紙背の熟読・精読をおすすめします. |
いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
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