昨年から日本の平均株価は3000円以上も下落した. 率にして30%もの大暴落だ.サブプライムの震源地の アメリカでさえ,平均株価の下落率は15%弱だ. なぜ,こんなにも日本の株価は下がったのか? 原因は三つある. 1.サブプライムに端を発した金融危機. 2.「外人」が日本の株を売りまくった. 3.日本政府の無策・悪策. そういえば,昔から日本の政府は株価を下げる「名人」 だった. 18年前のバブル崩壊前夜.日本は,金利を下げるべき ときに金利を上げ,さらに,「総量規制」をしいた. これがオーバーキル.バブル崩壊の原因であった. あの時,日本政府も日本銀行も危機意識はゼロだった. 「外人」は,先を読んで,日本の株を売りまくった. 「総量規制」のような愚策・逆行策をとる政府では,株は 暴落する!と読んだからだ. バブルが崩壊した後も,日本政府は何一つ有効な政策 を打たなかった. 土建屋向け予算のバラ撒きだけは派手にやった. いまだに日本の政府は,ガソリン税という土建屋向けの 特定財源に固執し,廃止できないでいる. ようするに…, 土建官僚に支配され,土建利権を守る政府なのだ. 無料の海上ガソリンスタンドが国際貢献だと恥も外聞も なく言い立てる政府なのだ. 少子高齢化,人口減少に打つ手なしの政府なのだ. 1千兆円近い返済不能の借金にも危機感なし・打つ手 なしの政府なのだ. 米国に従属することしかできない奴隷の政府なのだ. だから,明確な国家目標・国家理念をつくろうとせず, 平和憲法がありながら,憲法を守らない政府なのだ. こんな政府では駄目だ! という意見は,「外人」だけ ではない.政府べったりの産経新聞系列の『ZAKZAK』で さえ,危機感ゼロ!の福田総理に退陣をせまった. 福田総理以上のオッパッピーは,町村官房長官だ. 上の『★まだ下がる日本の株価★』というタイトルを クリックしてほしい. 日本政府の官房長官が, 「株価下落の原因が分からない」 と,ほとんど小島ヨシオ現象なのだ. こんな政府では株価が上がらないのは当然だ. さらに下落していくことだろう. チャートも,明確な下落トレンドだ. 2008/02/09 飯山一郎 ご意見やご質問は,この掲示板にどうぞ (^_^; |
いかに永く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題だ.(セネカ)
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