飯山一郎の『チャートで明日を読む!』



☆ 株の神髄・相場の奥義 ☆
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2007年11月02日のNYダウの日足チャート 2007年10月24日のNASDAQの日足チャート
(2007年11月2日,NYダウとNASDAQの日足チャート)
    株の動きは2種類だけ.2種類しかない.   
    上げ相場と下げ相場.この二つしかない.  
    (持ち合い相場というのは,別次元の話).  
    とにかく,株は,上がるか,下がるか,だ.   
    上げトレンドなのか,下げトレンドなのか,だ.
    
    だが…,
   上げトレンドだ,と思って買うと,株は下がってしまう.   
   下げトレンドだ,と思って売ると,株は上がってしまう.   
   買えば下がり,売れば上がる,という格言は見事に当たる.
    
    株がむずかしいのは…,
    上げトレンドにも,下げトレンドにも,上下波動がある.
    …ということだ.
     
    上げトレンドでも,恐ろしいほどの暴落がある.
    上げトレンドほど,「サブプライム以上の大問題がある」
   の「ドル暴落によるクラッシュが近い」のと,深刻な評論が
   出る.
    『買いたい弱気』とか『売りたい強気』という詐欺評論が
   メディアにあふれ,これをまともに信じる投資家も多い.
    
    ようするに,どんな暴落があっても,上がる株は上がる.
    上がる株は,恐ろしい暴落があっても,上昇してゆく.
    
    上がったり下がったり.これ繰り返しながら,上がる株は
   上がる.
    上がったり下がったり.これ繰り返しながら,下がる株は
   下がる.
    これが,株の本質だ.
    
    だから…,
    大暴落の日を,気長に,そして執拗に待って,株を買う!
    普段は,絶対に株を買わない.
    絶対に買わないで,大暴落を待つ.大暴落でも3日待って
   3回に分けて買う.そして徐々に買いあがってゆく.
    
    いま…,
    日本は,やっと,上げ相場になった.
    上げ相場になって,まだ2年半だ.
    
    上げ相場でも,1年に2回は,必ず大きな下げがある.
    大暴落がある.大きく調整する.深刻な局面がある.
    株を買うのは,この時だ! この時しかない!
    この時を待つのだ!
    普段は,株価の動きなど見るな!
     
    見れば見るほど見えなくなる.チャブつく.迷う.間違う.
    だから…,
    普段は,株などやらないで,遊んんでいたほうがいい.
    旅にでるのもいい.読書もいい.
    旅に出て,旅先の温泉宿で読書するのは,もっとE!
     
    相場は自分自身との闘いだ.
    体力と精神力,胆力と高度な売買技術を身につけ…,
    日柄良し,値幅良し,法示良し,すべて良しと…,
    良しが揃ったら,良し良しと勝負に挑むのだ.
    
    以上が,私が思う株の本質・相場の奥義である.
    願望でもある.夢であり希望でもある.遺言でもある.
    
          (2007/11/03)   飯山一郎


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