飯山一郎の『チャートで明日を読む!』



  ☆東京株式市場の圧倒的な主役は,外人!

   東京株式市場.東証1部の外人の株式売買比率  
  は60%.これに先物やオプション取引を加える
  と,外人の売買比率は80%以上にもなる.
   ようするに,東京市場は,外人の外人による
  外人のための株式市場なのである!
   つまり,株が上がるも下がるも外人さんたちの
  思惑次第なのだ.
   
   ところで「株式相場は美人投票である」と言った
  のはケインズだ.これは,「上がるぞ!」と自分が
  思った株ではなく,自分以外の大勢の人々が買う
  銘柄が上がる!という意味だ.
   東京市場の場合,株価に最も影響を与えるのは
  外人の売買であるから,外人がどんな美人銘柄に
  投票するか? …これを知ることが株に勝つ秘訣
  になってくる.
    
   その外人さん達の「美人投票」の傾向がひと目
  で分かるチャート(主体別・外国人)を下に掲げる.
   上のチャートと日経平均の週足を重ね合わせて
  見てみてほしい.
   すると,日経平均7600円から18000円
  まで買ってきた主力が外人であることが分かる.
   そして東京市場は,2005年7月から,本格
  的な,かつ強力な上昇をはじめる.この本格的な
  上昇開始から,まだ2年しか経っていない.
   だから,東京株式市場は,まだまだ買いなのだ.
   外人も地道に,そして執拗に買い続けている.
   
  ・絶対に弱気になってはいけない!
  ・吹いたら売り,暴落の日に,買う!
  ・右肩あがりの主力株を買う!
  ・その時々のテーマ株を買う!
  ・運悪く買った後に下げても,損切りしない!
   
   以上の5原則に忠実であれば…,
   あなたは,必ず,成功者になれます!

         (2007/07/07)
           高畠師の命日に 飯山一郎
  


[487]主体別外国人_週足


[101]日経平均_週足


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