飯山一郎の 『チャート で明日を読む!』


 
  ☆ 踏み上げ相場到来! ソフトバンクが来る!

  18日,日銀は追加利上げ見送りを正式決定した. 
  これに猛烈に反応したのが,負債が巨額なソフトバンクだった.
  出来高,5800万枚!この日の売買代金トップであった. 
  
  ソフトバンクの財務内容は良くない.むしろ,悪い.
  有利子負債:2兆3900億円
  利益剰余金:▲2063億円
  一株純資産:わずか236円
  いまや,ソフトバンクは,ボロ株である.
  世界最大のボロ株である.
 
  しかし,ただのボロ株ではない.
  日本のインターネット料金を世界一安価にしたのはソフトバンクだ.
  まもなくソフトバンクは携帯電話環境を激変させる戦略をだすだろう. 
  ワンセグTVとPCとゲーム機と電話が一体となった携帯電話だ.
  これで想像を絶するIT革命が来る.
  世界最大のボロ株が,世界を変える!
  …これがソフトバンクの魅力だ.
  
  いま,相場の観点から言えば,ソフトバンクの魅力は貸借倍率だ.
  信用の売残・買残がともに4400万枚.
  これは踏み上げ相場が近い!ということだ.
  
  ソフトバンクは,常識で言えば500円以下のボロ株だ. 
  常識人は売りたくなる.だから売る.どんどん売る. 
  この売り残が,まもなく買残を上回る. 
  
  売りこそが相場を上昇させるエネルギーだ!
  …この公理によってソフトバンクは急騰していくだろう.  
 
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    今回の付録は,WTI(NY原油)のチャート. 
    大出来高だったが,細ってきている. 
    値も飛ばない.
    戦争は遠のいた.
    …という感じである.
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                   (2007/01/20)  飯山一郎



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