発酵液を存分に活用した嫌気性処理で、
豚舎のアメニティーを革新。
【千葉県富里町/ナルタ養豚場施工例】
肉豚の飼育・繁殖・出荷までの一貫経営を行っているナルタ養豚場様。しかし、多頭飼育の例にもれず悪臭の発生や飼育中の病気発生・後継者問題などで、先行きの経営に不安がありました。
豚舎は成田国際空港に近く、一般住宅が増加。近所から悪臭への苦情が多発し「ジーラントシステム」を採用されました。
ジーラント効果は、システムを稼動して即発揮され、悪臭が極端に減少し、ブタのストレスもなくなりました。
当システム導入後、「今後の養豚経営に前向きに取り組んで行ける」と、喜ばれました。
発酵培養槽群 発酵菌を大量に自家培養し、豚舎の清掃をはじめ、スクリーン・せせらぎプール・ラグーンなど、システム全体を発酵菌浸けにしている。 |
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糞尿分離のスクリーン 尿分をU字溝から貯留槽に集める。ポンプアップしてスクリーンへ。 スクリーン通過後の尿や管理水は、一旦既存溜槽に沈殿させ、中水のみをせせらぎプールへ移送している。 |
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せせらぎプール 豚舎に沿ってL型に配置した。その上部には発酵菌散布のシャワーリング装置を付け、タイマー制御で定期的に散布している。 そせらぎプールを通過の尿は、多種多様な微生物群の働きで、有用を含んだ発酵液へと変わっていく。 |
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ラグーン 尿や発酵菌を含んだ液分はラグーン(池)に導かれる。 底部・側壁に防水シートを敷き、ジーラ剤を張り付けた。 上部には発酵菌シャーリング配管し、適宜散布。 最終的に、豚尿はサラサラの液体となり発酵臭となる。液肥として野菜農家が利用、好結果を得ている。 |