『ジーラントシステム 配置図』
●システム導入の動機・問題点
・ 牛舎・堆肥場配置が、傾斜地。
・ 糞尿水が、雨天時に屋敷まで流れ込む。
・ 悪臭やハエなどの発生。
・ 牛の病気
・ 未熟堆肥
・ 有畜複合経営の成果が得られない。
●システムへの付加要望
・ 牛の尿分に加えて自宅の雑排水もシステムに投入。
●変化
・ 従来の酪農業経営に疑問を覚え、無農薬・有機農法へ転換。
●システムの概要
・ 発酵・活性化した最終処理水を牛糞堆肥に撒布。
(初めは、培養した発酵菌)
・ 牛糞堆肥場からの抽出液をシステムに流入。
(糞尿水が活性水に変化するスタイル)
現在は…
システム内に有用菌体が膨大に定着し、発酵菌の新規投入はほとんどしていない
発酵液肥の活用により、無農薬・有機農法が実現!
●利用法
・ 発酵・活性化した最終処理水は、農産物に希釈し撒布。
・ 発酵牛糞堆肥は田畑に還元。
●効果
・ ブロッコリーやトマトなどの連作障害が発生しなくなった。
※現在、経営の主体は農業専門となり、牛飼育は手が回らず休んでいますが、仲間の酪農家の豚糞を堆肥場に運び、抽出水を以前と同じようにシステムに流入させています。